ひろゆき氏 日本人差別のサッカー選手を再び擁護「みんなが間違ってる」

涼しい顔のひろゆき氏

実業家のひろゆき氏が16日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)にリモート出演。フランス人サッカー選手が日本人差別発言をしたことについて見解を述べた。

サッカー選手は流出した動画で「putain(娼婦)」という単語を使用していた。フランス在住のひろゆき氏は6日、ツイッターで「今回のsales gueulesとputainはフランス人に向かっても使う言葉なので、酷い悪口ではありますが人種に言及した言葉ではないと思います」などと指摘。その後、在仏53年の言語学者が「日本人・極東人差別者を擁護する不可解な日本人」などと反論し、ネット上で“バトル”になっていた。

この日、ひろゆき氏はこの件についてコメントを求められ「簡単に説明すると、僕は単語の使い方自体の話をしてるんですよね。選手がどう使ったかの話はしてない」と釈明。さらに「テレビでアナウンサーが言うことはほぼないんですけど、若い人たちは普通に使う単語なんですよ。フランスに住んでる人だと『そりゃ、使うよね』っていう話なんですけど、日本に住んでる人ってフランス人がどんぐらい使うかの体感持ってないじゃないですか。そうすると『フランス在住50年のおじいちゃんが言ってる方が正しい』ってなっちゃうので、『みんなが間違ってるのに、それを直す方法はないんだな』と思って見てます」と持論を展開した。

ツイッター上では「ひろゆきの主張は苦しい」などの投稿が多く、形勢不利と見られるが、ひろゆき氏は「フランス語が分かんない人が判定してるので、それにあんま意味ないと思ってるので、特に気にはなってないです」と涼しい顔だった。

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