【東京五輪】亡命多発! ウガンダ選手の失踪…1か月で2人目

泉佐野警察署

大阪・泉佐野市で合宿中に失踪した東京五輪ウガンダ選手団の重量挙げ選手ジュリアス・セチトレコ(20)が大阪・泉佐野市で合宿中に行方不明になった。実は同国五輪関係者では1か月間で2人目の失踪者で、過去にも亡命が多発している。

6月18~20日にモナコで行われた東京五輪7人制ラグビー最終予選では、新型コロナウイルス感染者が複数出たことで大会を棄権したウガンダ選手団からジェームズ・オドンゴが消え、現在も行方がわかっていない。

両者ともに五輪出場を逃した直後で、PCR検査の場に現れず失踪が判明したという共通点がある。

同国では選手の逃走はめずらしくないようだ。ウガンダメディア「ザ・オブザーバー」などによると、2014年にグラスゴーで開催されたコモンウェルスゲームズでは、ラグビー2選手が国に戻らず。グラスゴーの洗車場で働いたのちに亡命を許され、ウェールズ・カーディフのチームに加入した伝えられている。また、17年にはミュンヘンで開催された7人制ラグビーフェスティバルで、3選手が逃走。後に亡命が許された模様で、ドイツのクラブチームでプレーしていた。

バブルの穴を軽々と突き破り、消えたセチトレコ。一体どこにいるのだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社