角田裕毅、0.026秒差で予選Q1敗退「トラフィックに苦しみ16番手という結果に」アルファタウリ・ホンダ/F1第10戦

 2021年F1イギリスGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はフリー走行1=12番手/予選=16番手だった。

 角田は予選Q1最後のアタックラップでタイムを更新できず、16番手で敗退したが、突破した15番手ランス・ストロール(アストンマーティン)とのタイム差はわずか0.026秒だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、「裕毅はQ2進出を目指していたが、最終ラップに入る直前の最終コーナーで渋滞に遭い、ターン1までの間に0.2秒近く失った。その後、失った時間のほとんどを取り戻したものの、残念ながら十分ではなかった」とコメントしている。

2021年F1第10戦イギリスGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅
フリー走行1=12番手(1分28秒600/29周)/予選=16番手(Q1:16番手1分28秒043)

 FP1を終えてサーキットに慣れ始めたところでしたが、トラフィックに引っかかり、一度も完璧なラップにまとめきれませんでした。予選前のフリー走行が1セッションしかないので、厳しい戦いになるとは思っていました。Q1での敗退は残念ですが、かなりの僅差でしたし、最後のアタックでは再びトラフィックに遭ってしまいました。

 明日は16番手スタートなので厳しいとは思いますが、スプリント予選では全力を尽くして戦います。

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