「カレー」といえば、ポピュラーなキャンプ飯の1つ。暑い夏こそ食べたくなるから不思議です。一方、ド定番なレシピだけに、材料や作り方がマンネリになりがち。たまには、いつもと違うカレーを楽しみたい人も多いのでは? そこで、ハピキャン編集部おすすめの定番レシピからアレンジメニューまで、作り方を紹介します。
夏キャンプで食べたい! おすすめカレーレシピ 定番・無水・赤ワイン煮込みなど
基本となる定番レシピから、無水調理や赤ワイン煮込みなど、夏キャンプで試したい様々なカレーレシピを一挙にまとめました!
基本の『定番カレーレシピ』 トマト缶を使ってさっぱり風味に!
手軽でおいしいカレーを作るのに欠かせない、市販のカレールウを使ったレシピ。
普段から使っている人も多いと思いますが、キャンプでも大活躍するアイテム。
具材をいためて煮込み、最後にカレールウを入れて溶かせば完成するので、初心者も簡単においしいカレーが作れます。
分量の水の半分をトマト缶に置き換えることで、暑い夏にぴったりな、酸味のあるさっぱりしたカレーに。
【材料(約10皿分)】
- 市販のカレールウ : 1箱
- トマト缶 : 1缶
- 鶏もも肉 : 400g
- にんじん : 3本
- 玉ねぎ : 3個
【作り方】
- 鶏もも肉、にんじん、玉ねぎを食べやすい大きさにカットする
- 鶏もも肉をいためて火を通してから、野菜類を加えてさらにいためる
- トマト缶をまるごと、トマト缶と同量程度の水を加えて20~30分煮込む
- 具材がやわらかくなったら、いったん火からおろし、カレールウを加えて溶かす
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キャンプで調理するときは、カットした食材を持って行くと、包丁&まな板いらず!
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ダッチオーブンで作る『お肉ほろほろ絶品カレー』 赤ワインで煮込むビーフが最高!
蓄熱性に優れたダッチオーブンを使うと、コスパの良い材料だけで、有名店の味のような絶品カレーが完成します。
お肉が箸で切れるほどやわらかく、ほろほろになる上、コクと旨みを楽しめるのが魅力。
【材料(2~3人分)】
- 牛ももブロック:200g
- 玉ねぎ:1/2個
- にんじん:1本
- ニンニク:2片
- じゃがいも(別ゆで):適量
- ブロッコリー(別ゆで):適量(彩りのため無くてもOK)
- 赤ワイン:750ml(ボトル1本)
- カレールウ:5皿分(1/2箱)
- コンソメスープの素:大さじ2〜3杯
- 塩:適量
- 胡椒:適量
【作り方】
- 肉を大きめにカットし、塩・胡椒をふって2~3時間おく
- 野菜類は必要に応じて皮をむき、食べやすい大きさにカットする(ニンニクはみじん切り)
- ダッチオーブンに油をひき、強火で肉の表面に焼き色をつけて、いったん取り出す
- ニンニクと玉ねぎをいため、しんなりしたら、にんじんを加えていためる
- 具材がやわらかくなったら、いったん火からおろし、カレールウを加えて溶かす
- 肉をダッチオーブン内に戻し、具材が浸る程度に赤ワインを入れ、蓋をして強火で煮込む
- 赤ワインが沸騰したら、極弱火で2~3時間煮込む。
- 途中、必要に応じて、残った赤ワインまたは水を足す
- 最後コンソメスープの素を入れて味をなじませ、火をとめてからカレールウを入れる
- 別ゆでしたじゃがいもとブロッコリーを添えて盛りつければ完成
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ニトリのダッチオーブンはIHに対応しているので、自宅使いにもおすすめ!
▼くわしくはこちらの記事で!
『無水バターチキンカレー』 水を使わず濃密なコクが楽しめる
水を1滴も使わず、食材から出る水分だけで作るカレーも絶品。
1つ前のレシピに引き続き、ダッチオーブンを使った無水カレーの作り方を紹介します。
ダッチオーブンの代わりに圧力鍋を使ってもおいしく作れますよ!
【材料(3~4人分)】
- 鶏もも肉:500g
- 玉ねぎ :中2個
- ニンニク:2片
- プレーンヨーグルト:400g
- トマト缶:1缶
- バター:50g
- オリーブオイル:少量
- 黒瀬スパイスもしくは塩胡椒:少量
- ブイヨン:2個
- マンゴーチャッツネ(あれば):適量
- ガラムマサラ:適量
- チリペッパー:適量
- クミン:適量
- ターメリック:適量
- その他お好みのスパイス類
【作り方】
- 鶏もも肉を食べやすい大きさにカットし、ヨーグルトに1時間以上漬け込む
- ダッチオーブンでみじん切りにした玉ねぎとニンニクをオリーブオイルでいためる
- ニンニクの香りが出てきたら、鶏もも肉をヨーグルトごと入れ、スパイス類を加える
- 蓋をして1~3時間ほど煮込み、仕上げにバターを加えて完成
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スパイス類は100均でもそろえられます!
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『牛すじカレー』 下ごしらえを入念にするのがおいしく作るコツ!
牛すじは下ゆでやアク抜きを入念に行うと、臭みやアクが残らず、おいしいカレーの材料になります。
下ゆでを2回し、アクをきれいに取り除くのがポイント。
また、長時間煮込むことで、トロッとやわらかくなります。
【材料(2人分)】
- 牛すじ:250g
- 長ネギ(青い部分)
- 生姜:適量
- にんじん:45g
- じゃがいも:60g
- 玉ねぎ:60g
- カレールウ:2人分
- 牛すじのゆで汁:600ml
- パセリ:適量
【作り方】
- たっぷりの水に牛すじを入れて強火で加熱し、沸騰したら弱火にして、アクを取りながらゆでる
- ふきこぼれそうになったら火を止め、牛すじをざるにあけて、ゆで汁とアクを捨てる
- きれいな鍋にたっぷりの水、牛すじ、長ネギの青い部分、生姜を入れて弱火で1~2時間、アクを取りながらゆでる
- アクが出なくなり、牛すじがやわらかくなったら火を止め、ゆで汁を捨てずに取っておく
- 食べやすい大きさにカットした野菜類に牛すじのゆで汁を加えて中火で煮込む
- 野菜に火が通ったら弱火にしてカレールウを入れて溶かし、下ゆでした牛すじを加える
- お皿に盛りつけ、お好みでパセリを散らせば完成
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牛すじのゆで汁を使うことで、コクのあるカレーに仕上がります。
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子どもも食べやすい『トマト缶のキーマカレー』
トマト缶を使うとカレーがマイルドな味になり、辛味が苦手な人や子どもも食べやすくなるのでおすすめです。
【材料】
- 合いびき肉:300g
- 玉ねぎ:1/2個
- にんじん:1/2本
- にんにく:1片
- 生姜:1/2個
- カットトマト缶:1缶
- ケチャップ:大さじ1
- ウスターソース:大さじ1
- 水:200ml
- カレールウ:1/2パック
- 牛乳:大さじ1
- 卵:1個
【作り方】
- フライパンで油を熱し、みじん切りにした野菜類を中火でいためる
- 野菜がしんなりしたら合いびき肉を加えていためる
- 肉に火が通ったら、カットトマト缶、水、ケチャップ、ウスターソースを加えて弱火で煮込む
- カレールウと牛乳を加え、ルウが溶けるまでそのまま煮込む
- お皿に盛り付け、目玉焼きをのせたら完成
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ほのかな酸味もあり、夏のキャンプ飯にぴったり!。
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キャンプでラクに食べるなら♪ レトルトカレー等のアレンジレシピ! カレーうどん・パイ・ドリアなど
市販のレトルトカレーは手軽に使える上、アレンジしやすいのが魅力。
ここでは豊富なアレンジメニューの中から、おすすめレシピを簡単に紹介します。
超簡単につくれるのにおなかがいっぱいになる『カレーうどん』
市販のレトルトカレーとゆでうどんを使うと、超簡単なのに、おなかいっぱいになるカレーうどんが完成します。
めんつゆを加えるのが、おいしいレトルトカレーうどんのポイント。キャンプ飯はもちろん、日常の時短レシピにもぴったり。
【材料(1人分)】
- レトルトカレー:1人分
- 玉うどん:1玉
- 水:200ml
- めんつゆ:適量
【作り方】
- 鍋にレトルトカレー、めんつゆ、水を入れて加熱する
- 必要に応じて玉うどんを下ゆでし、1のカレーつゆとからめて完成
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お好みの具材をプラスして食べるのもおすすめ!
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冷凍パイシートとシュレッドチーズで作る『カレーパイ』
カレーをおしゃれに楽しみたい人におすすめのレシピ。
汁気の少ないキーマカレーやドライカレーのレトルトを使うのがおすすめ。
ランチや軽食のほか、キャンプの朝食にもぴったりです。
【材料(3個分)】
- レトルトカレー:1人分
- シュレッドチーズ:適量
- 冷凍パイシート:3枚
- 卵黄:1個分
【作り方】
- 冷凍パイシートを軽く解凍し、フォークなどで穴を開けたあと2分割する
- 片方のパイシートにレトルトカレーやシュレッドチーズなどの具を乗せる
- 周辺をフォークの背などでギュッギュッと抑える
- ハケで卵黄を塗る
- 180度のオーブンで15〜20分ほど焼いたら完成
▼くわしい作り方はこちらの記事で!
トースターで簡単に作れる『焼きカレー』
ごはんに卵を割り入れ、レトルトカレーとチーズをかけてトースターで焼くだけの簡単レシピ。
手軽なのに、本格的な焼きカレーが楽しめます。
【材料(1人分)】
- レトルトカレー:1人分
- チーズ:適量
- 卵:1個
- ご飯:適量
【作り方】
- 耐熱皿にご飯を盛り、真ん中を軽くあける
- 空けた部分に卵を入れ、レトルトカレーをかける
- 上からチーズをかけて、オーブントースターで軽く焼き色がつくまで焼いて出来上がり
▼くわしい作り方はこちらの記事で!
スキレットで『チーズカレードリア』
レトルトのキーマカレーとパックごはんで、チーズカレードリアが超簡単に作れます。
スキレットを使うとカフェ風になり、見た目もおしゃれ。
【材料(1人分)】
- レトルトキーマカレー:1袋
- バター:8g
- ピザ用チーズ:25g
- うずら卵:1個
- パセリ(乾燥):適量
【作り方】
- パックご飯をほぐす
- ミニグリルパンをあたため、バターを溶かし、ほぐしたパックご飯を炒める
- カレーの半量を加えて混ぜる
- カレーを加えたご飯を平らにして、残りのカレーをかけて表面をならす
- チーズを乗せ、中心にうずらの卵を落とす
- 蓋またはアルミホイルをかぶせ、チーズが溶けて卵が半熟になるまで弱火で火を通して完成
▼くわしい作り方はこちらの記事で!
登山やソロキャンプに! 超軽量&荷物最小限&作るの簡単な『アルファ米カレー飯』
保存食や非常食として知られる乾燥米「アルファ米」を使ったレシピ。
水で戻すか、熱湯を加えるだけで手軽に食べられるため、登山者の携行食としても人気。
ごはんを炊かなくてもすむので、調理道具が不要。
キャンプや登山の荷物を減らしたいときに、アルファ米と使うと便利です。
【材料(1人分)】
- アルファ米(白ごはん)
- カレー缶
- コンソメ
- 野菜チップ(無くてもOK)
- カレー粉(無くても可):小さじ1
【作り方】
- アルファ米のパッケージを開封し、付属のスプーンと脱酸素剤を取り出す
- コンソメ、カレー粉、カレー缶の中身を入れる
- 熱湯160cc注ぎ、15〜20分程度待つ
- 好みで野菜チップを添えて完成
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バーナーやクッカーなど、お湯を沸かすためのギアは用意しましょう!
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キャンプ飯の定番「カレー」はアレンジレシピ豊富な最強メニュー! レトルトや缶の活用もおすすめ◎
キャンプ飯の定番「カレー」は、ただごはんにかけて食べるだけでなく、豊富なアレンジレシピを楽しめるのが豊富。
使用する具材を工夫するだけでも違ったメニューになる上、ごはんをうどんやナンに変えてもおいしく食べられます。
より手軽にアレンジしたい人は、レトルトや缶を活用するのがおすすめ。
(ライター:hayase)