長野県に2021年春にオープンした「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 」。広い区画サイトと白樺林の豊かな自然が特徴です。標高1300mの場所にあり、夏でも夜は20℃を下回るそうで、快適に過ごせます。筆者が実際に宿泊してきたので、サイトの様子やキャンプ場の設備をレビューします。
長野に2021年春オープン!白樺林が特徴の標高の高いキャンプ場「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」
「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」は、2021年春に長野県にオープンした新しいキャンプ場です。
キャンプ場名にもなっている「ホワイトバーチ」は、白樺のこと。
その名の通り、白樺林に囲まれてキャンプができる、長野らしいキャンプ場になっています。
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 施設概要
【レビュー】長野県のキャンプ場「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」は区画が広めで使いやすい
筆者はオープンしたての2021年5月に「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 」へ行ってきました!
実際に宿泊してみて感じたことをレビューします。
受付&売店のトレーラーハウスが可愛い!
キャンプ場に到着してすぐ目に入ってくるのが、可愛いトレーラーハウス。
ここが姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの受付(CENTER HOUSE)です。
トレーラーハウスの前に駐車して受け付けをしました。
到着するとスタッフの皆さんが、ゴミ捨てや場内のルールなど、丁寧に説明してくれました。
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皆さんにこやかでとっても親切でした!
受付前は売店になっていて、薪などキャンプで必要な最低限のものが購入できます。
人数や用途で使い分けできる3タイプのサイト構成
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド は、大きく分けて3つのサイトから構成されています。
- 区画オートサイト(車の乗り入れ可)
- フリーサイト(車の乗り入れ不可)
- バイクサイト
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どのサイトも雰囲気があって、全部泊まってみたくなっちゃう!
区画サイトは広々で快適!
筆者が今回利用したのは区画オートサイト。
全部で27区画あり、広さによってA~Cの3つのタイプに分かれています。
この日ステイしたのはAタイプ(1番広い)の区画サイト20番。
※サイトの事前指定は不可。先着順。
到着してびっくり、この区画、めちゃくちゃ広い...!
Aタイプは「100m2以上の広さ」というのはHPで確認し理解していたのですが、実際到着してみるとかなり広いことがわかります。
筆者は2人キャンプなので、か〜な〜り〜余裕を持って設置することができました!
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今まで行ったキャンプ場の中でトップレベルの区画の広さでした!
大型テントやファミリーキャンプにもバッチリ対応できそうです。
地盤は柔らかめなのでロングペグがあると安心!
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの場内の地面は、土と芝生。
柔らかい地面なので設置は楽々でした。
キャンプ場ではロングペグ(40cm以上)の使用か、ペグをクロスしての設置が推奨されています。
筆者が持参したのはコールマンの30cmペグでしたが、タープも2人用の小型のため、問題なく設置できました。
▼筆者使用のペグ
ただ、天候や設置するテント・タープによっては不安定になるかもしれないので、安全のために40cm以上のロングペグを用意しておくと安心ですね。
▼おすすめペグ
水回りは新設でキレイ!
トイレと炊事場は、筆者がキャンプした5月の時点ではまだ建設中でした。
炊事場は受付横に仮設のものが設置されていたので、特に困ることはありませんでした。
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仮設でも、ピカピカのシンクに石鹸も設置されており、使いやすかったです!
トイレは、筆者が行ったときは仮設でしたが、7月10日に工事が完了して新設されたようです。
【新設トイレ】
- 男子...4箇所(小2/大2)、洗面台2
- 女子...3箇所、洗面台2
全てウォシュレット・凍結防止帯完備
【炊事場(建設中)】
- 4口(水・お湯)
工事完了後は水回りも新たに整備され、ますます便利になりそうですね!
個性的なキャンプ場オリジナルアイテムが買える売店に注目! 長野の自然をお土産に♪
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドで、筆者が印象に残ったことの1つが「売店で売っているグッズのオリジナリティ」。
他のキャンプ場ではあまりみられない、個性的な商品を販売していました!
売店で白樺のハンドメイドグッズや鹿の骨が買えちゃう!
受付兼売店のトレーラーハウスでは、キャンプに必要な電池や炭などの備品の他、かなりインパクトのあるお土産も売っていました。
それが、こちら...
し...鹿の骨!!
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鹿の骨が買えるキャンプ場なんて初めてだよ〜!
地元の狩猟によるものだそうです。
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そういえば、キャンプ場内でも鹿のフンを見かけました。
自然溢れる土地ならではですね。
他にも、キャンプ場内に自生している白樺を使ったコースターなども販売されていました。
白樺を使ったグッズは全てハンドメイドのオリジナル商品。
受付横ではグッズ制作しているスタッフさんもいて、ライブ感もありました。
筆者も200円(税込)で白樺の輪切り(写真上部)を購入しました。
鍋敷きとして使用しています。雰囲気があってコスパもGOOD!
薪が破格!カゴいっぱいで500円
こちらの受付で購入できるもう1つの特徴的なものは「薪のカゴ売り」。
この薪は、キャンプ場周辺で伐採した木や、倒木処理で出た木を薪として利用しているようです。
そして、ここの薪、超お得なんです...!
なんと、上記のカゴに詰め放題で500円(税込)。
縦に突っ込んで詰めていくので、思ったより入ります。ズッシリです。使い切れず返却する人もいるのだとか。
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時期によっては伐採で出た白樺の薪が入っているかも?!
自然を満喫してほしい!長野県の標高の高いキャンプ場「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」の想い
筆者は知らなかったのですが、「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 」のある場所は、以前は別のキャンプ場として経営されていました。
再オープンにこめた想いやキャンプ場の魅力を、オーナーの小林さんに伺いました。
“絶対に区画は広く!”自然を満喫して欲しいという願いがこもったキャンプ場
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実際に利用してみて、区画サイトの広さに驚きました!
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はい、絶対に区画は広くしたいと思って設計しました!
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おぉ、強い意志を感じます...!
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首都圏のお客様が多くなることが予想されたので、狭い思いはさせたくない、長和町の豊かな自然の中でのんびりして欲しいという願いを込めて設計しました。
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そうだったのか!お客さんの快適さを重視してくれて、キャンパーとしてはめっちゃ嬉しい!
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自然環境に関しても必要以上の整備はせずありのままを見て欲しいと、整備部分と非整備部分ははっきりと分けてあります。
確かに、キャンプ場内はちょっと進むとそのままの森に囲まれていて、夜は街灯も最低限。
筆者はキャンプ中は”山を間借りしている”感覚になりました。
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特にイチオシなのが、区画サイトからすぐの小川です。周辺の環境は地元民でも驚くような自然環境ですよ。
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わ〜小川、行きそびれました!次回はキャンプ場周辺の散策も楽しみです!
標高1300mにあるから夏も快適に過ごせる!
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドは、標高1300mの高台に位置しています。
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夏でも夜は20℃を切る涼しさです。
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まさに天然クーラー!夏の避暑地キャンプとしても最適ですね♪
筆者が行った5月は、東京ではもう初夏の陽気で半袖で過ごしていましたが、姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドでは冬用のジャケットが活躍しました。
夏でも涼しい♪長野の標高の高いキャンプ場「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」はおすすめです
“ありのままの自然を体験して欲しい”という思いの詰まったキャンプ場。
「過保護すぎず、突き放しすぎない」、ちょうど良いバランスのとれたキャンプ場だと感じました。
夏の避暑地キャンプに、豊かな長和町の自然に癒されに...姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 、オススメです!
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