キャンパーに人気のアウトドアスポーツ「カヤック」。体験やレンタルしてみて、マイ・カヤックが欲しくなる方もいるのではないでしょうか?今回は、カヤックの品揃えが関東最大級の mont-bell(モンベル)横浜しんやました店にご協力いただき、など、初心者にオススメなカヤックの楽しみ方などをご紹介いただきました♪
カヤックの品揃えが豊富な「モンベル横浜しんやました店」へ
モンベル 横浜しんやました店にお邪魔して、初心者でも楽しめるカヤックをご紹介いただきました。
取材にご協力いただいた
モンベル 横浜しんやました店 仁多見歩さん
学生時代にカヤックに魅了され、北海道でのツーリング経験もあるほど「カヤック旅」をこよなく愛す仁多見さんに、カヤックの選び方、特徴、楽しみ方を教えていただきました!
国内最大級の品ぞろえで現物を実際に見て、触って、体験もできる
カヌー・カヤックの展示数は常時約50艇、全国130以上のモンベルストアの中でも最大級のモンベル 横浜しんやました店。
もともと倉庫だったこちらの店舗は広さなんと320坪!
明るく開放的なワンフロアの店内にはカヤックのほか、mont-bellの商品がずらりと並んでいています。
On the Bay、窓の外に出ればそこは海!
この立地を生かして、年間約130回のカヤック体験会も開催しているそうですよ♪
カヤック初心者におすすめ!人気の一体成型カヤック2選
カヤック体験会のインストラクターも務める大ベテランの仁多見さんに、初めて購入する方に人気の高いカヤックをお伺いしました。
◆「サウンド」は操作性を楽しめるシットインカヤック
こちらはシットインカヤックといって、スタイル。カヤック初心者にとって一番イメージしやすいのがこの形かもしれませんね。
季節問わず水上散歩を楽しむこと、カヤックの操作性 を堪能するのにオススメです。
◆「サウンド 9.5」商品仕様
- 【価格】 ¥77,000(税込)
- 【素材】リニアポリエチレン
- 【総重量】17kg
- 【カラー】ダッパー(DAPPR)、グラスホッパー(GHPPR)、モスカモ(MCAMO)、シースプレー(SEA)【サイズ】全長:290cm 最大幅:71cm 高さ:33cm
- 【最大積載量】136kg【コックピットサイズ(縦×横)】:142cm×60cm
◆安定感が高いシットオンカヤック「トライブ」
シットインカヤック「サウンド」に並び人気になっているのが「トライブ」シリーズです。
こちらはシットオンタイプと呼ばれるもので、カヤックの上に座るような形で乗ります。シットオンタイプのカヤックは船の中に水が入らないので、万が一ひっくり返っても水を抜く必要がないのです。
また、安定感は先にあげたシットインタイプの「サウンド」より、こちらの「トライブ」シリーズの方が高いとのこと。
◆「トライブ 9.5」商品仕様
- 【価格】¥91,300(税込)
- 【素材】リニアポリエチレン
- 【総重量】22kg
- 【カラー】デジャブ(DJV)、サルサ(SALSA)、サンセット(SUNST)
- 【サイズ】全長:287cm 最大幅:80cm 高さ:32cm
- 【最大積載量】135kg
Sit IN (シットイン)? Sit ON (シットオン)? 特徴を比べてみた
腰から下がコックピットに収まる「シットイン」のタイプと、デッキの上に乗っかる「シットオン」のタイプの特徴を比べてみました。
Sit IN(シットイン)
◎下半身がカヤックの中入り、脚が風や水に直接触れにくいため、冬含めて年中楽しめる
◎操作性が高い
◎シットオンより軽量
△安定性はシットオンの方が高い
Sit ON(シットオン)
◎乗っかるだけの浅いタイプなので、手軽、水が入っても水抜きの必要なし
◎シットインよりさらに安定性がある
◎子どもを乗せたりつかまって泳がせたり、フロートのような使い方でも楽しめる
△水を浴びるので寒い季節には対策が必要
「カヤックを漕ぐ」という「操作性」を重視して手軽に楽しみたい人はがオススメかもしれません。一方、あたたかい季節限定で、子どもと一緒に水遊びをかねて楽しみたい方には、がオススメのようです!
ちなみに、2大人気商品の「サウンド」・「トライブ」は、折りたたむことはできないモデルなので、などの環境が整っていることが前提になります。
ご自宅に保管場所に余裕がない方には、「折りたためるタイプ」のカヤックがあります!
「持ち運ぶことが前提」のキャンパー向け!ポータブル・カヤック3選
続いては、折りたためるフォールディングカヤックや、空気で膨らますインフレータブル・カヤックのご紹介。
こちらのカヤックは、軽量・コンパクト収納で携行性に優れており、荷物の多いキャンプにプラスする「one more アクティビティ」としても楽しめそうです!
◆アフターメンテまで充実の自社ブランド”アルフェック”「ボイジャー」
mont-bell(モンベル)が独自に企画開発→生産販売→アフターメンテナンスまでを網羅している「アルフェック」。
フレーム(骨組み)を組み立て、船体布を装着すればセットアップ完了、初心者でも慣れてくれば20分程度で水上へ!
写真で仁多見さんが持っているバッグに詰めれば、こんなに小さくなります。持ち運びや、自宅での保管に嬉しいですね!
たくさんの荷物を積めるのも特徴で、キャンプ道具を積んでツーリング(カヤックの旅)を楽しむことができます。これを持っていれば、カヤックのスキルを上げ、キャンプとカヤックを楽しむ、アウトドアの極みも目指せそうでですね!!目指せ北海道カヤック+キャンプツーリング!?
カヤック自体は、
こんな風に片手で持ち運べる軽量感です!
カヤックは決して安い買い物ではありません。購入後長く愛用するためには、アフターケアの充実は大切なポイントです。
安定性・耐久性は非常に高いですが、長く使用していく中で、傷や穴などができたときに、も、購入する際に重要な決め手となることでしょう。
▼「ボイジャー」の紹介動画▼
◆「ボイジャー」商品仕様
- 【価格】 ¥242,000(税込)
- 【総重量】23.0kg(25.5kg) ※( )内はキャリングパック、スタッフバッグ、ポンプ、リペアキットを含む総重量です。
- 【カラー】コバルトブルー(CBL)、サンライズレッド(SURD)
- 【サイズ】全長:460cm 最大幅:77cm コックピットサイズ(縦×横):206×40cm
- 【最大積載量】290kg
- 【セットアップ時間】約19分
- 【収納サイズ】95×40×33cm
※フットブレイス装備
※キャリングパック付き
※フィッシングベース及びデッキロッドホルダー取り付け可能(別売)
◆日本の"おりがみ"をヒントに生み出された「オルカヤック」
抜群のコンパクト性を誇るオルカヤックは、ポリプロピレン性のシート(強化ボード:引っ越しの際に可部を保護するときに使われるポリ製の段ボールのような素材)を、広げて組み立てるだけ。
の「折る」からうまれたそうです。フレーム(骨組み)も空気注入も必要としない画期的な商品です!
組み立て時間は先に紹介したアルフェックシリーズの半分以下だそう!
「ヘイブン」商品仕様
- 【価格】 ¥294,800(税込)
- 【素材】5mm厚ポリプロピレンシート(2重構造)/シート部:10mm厚
- 【総重量】18kg
- 【カラー】ホワイト×オレンジ(WT/OG)
- 【サイズ】全長:488cm 最大幅:79cm
- 【最大積載量】225kg
- 【収納サイズ(縦×横×高さ)】74×86×41cm
- 【コックピットサイズ(縦×横)】290cm×58cm
- 【セットアップ時間】10分~15分
◆簡単気軽に!幅広で安定性に優れたインフレータブル(空気注入)「チヌーク」
圧倒的な設営、撤収の手軽さが自慢のインフレータブルは、カヤック初心者や高齢、流れのない水上散歩を楽しみたい方にオススメ。
がなく、”空気を入れる”だけでの準備。キャンプ+αのアクティビティとして、オススメですね!
他のポータブルカヤックに比べてお求めやすい価格なのも、コスパ重視キャンパーのライターには魅力です。ただし、船体が風の影響などを受けやすいので穏やかな場所での使用がオススメ。
「チヌーク」商品仕様
- 【価格】¥96,800(税込)
- 【素材】600デニール・リップストップ・ポリエステル、塩化ビニル
- 【重量】13kg
- 【カラー】-
- 【サイズ】全長:366cm 最大幅:104cm
- 【最大積載量】227kg
- 【気圧】(フロア)1PSI (サイドチューブ)2PSI
- 【付属品】収納バッグ、シート、フィン
自分にぴったりのカヤックの選び方は・・・??
カヤック初心者にオススメな商品をご紹介してきましたが、では、自分に合ったカヤックの選び方は?
チョイスの決め手は「自分がどう楽しみたいか」
結局自分にあっているのはどのカヤックか、決め手が欲しい方へ、仁多見さんがおっしゃっていたのは・・・
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使い勝手や予算はもちろんですが、
「自分がどんな遊び方をしたいか」をぜひ語ってみてください。
スタッフが、あなたに最適なカヤックをご提案いたします。
アウトドアを楽しみたい初心者にオススメなフィールドは?
川?海?湖?
マイカヤックをGETしたら、最初はどこでカヤックを始めたらよいでしょうか?
また、湖とはいっても、全く見ず知らずの湖ではなく、やカヤックレンタルをしているようなサイト、が使い方がわかりやすいのでオススメです。
例えば本栖湖は、水上体験アクティビティの施設が充実しているので初心者向けと言えますね!
参考:浩庵(本栖湖)▼
また、仁多見さんの一押しは、丹沢湖。有料開放している湖です。
一艇500円(2021年7月現在HPより)有料=きちんと管理されているので、初心者にとって、安心感があるのです。
参考:丹沢湖(山北町HP)▼
おすすめしないのは、です。
そのフィールドが私有地だったり、ローカルルールがあったりする場合があるので、事前の念入りな調査が必要だからです。
また、当たり前のことですが、川は流れる、海は波が立つので、中級以上のスキルをもって挑むことがオススメします。
初心者は、風速にも注意!風速5m以上の場合はお天気でも避けた方が良いでしょう。
今年はモンベルでカヤックを買って学んで、キャンプ+カヤックを楽しもう!
ギアもそろって来て、テントや火の扱いにも慣れてきたキャンパーが+αで取り入れたくなる代表的なスポーツ、カヤック。
ウォーターアクティビティーは夏のアウトドアにピッタリ!水上散歩を楽しんで、多少水にも触れながら、BBQやキャンプができたら・・・思い浮かべるだけでワクワクが止まりません!
ぜひ「モンベル横浜しんやました店」へ足を運び、実際にカヤックを見てみて、、そこまで近づいている夏にむけて、テンションをあげていきましょう!(もちろんキャンプグッズやアウトドア用品も充実していますよ!)
モンベル横浜しんやました店
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