博多華丸の主演舞台でSKE48・大場美奈が娘役 芝居をメインに博多弁に挑戦

左から大場美奈、博多華丸

博多華丸(51)主演の舞台「羽世保スウィングボーイズ」が16日に福岡・博多座で初日を迎え、SKE48の大場美奈(29)が華丸演じる主人公の娘役として出演した。

ジャズの盛んな架空の港湾都市「羽世保(はせぼ)」を舞台に、華丸演じる主人公が、仲間や家族と共に様々な逆境に立ち向かう姿を、和太鼓やタップなど音楽要素も満載で描く。

2年ぶり、4度目となる博多座での主演舞台に華丸は、「稽古を乗り越え、なんとかここまでたどりつけたことにまずはホッとしています」と安堵の表情。主演舞台の度に、相方である博多大吉から楽屋のれんが贈られていることも明かし、「特に言葉はないですが、“いってらっしゃい”というような目で送り出してくれた気がします(笑い)。のれんにも愛情を感じますね」と笑顔を見せた。

演じるのは、造船所で働く腕利きの溶接技師で会社の和太鼓部を率いる五代剛。劇中では人生初の和太鼓演奏に挑み、カーテンコールではタップダンスも披露する。

大場は五代の娘・栞役として出演。父親に似た勝気な性格で、親子が感情的にぶつかるシーンもある。

大場は「お芝居、歌、タップダンス、和太鼓と盛りだくさんで、全身で楽しんでいただける舞台となっています。私はタップダンスや和太鼓、歌、どれも披露しないのですが、そこには理由が…」と、芝居をメインに、博多弁に挑戦したことを告白。

「実際の博多弁を聞いて音で覚えていたのですが、感情を乗せるとうまく言えない言葉があったり、強調するポイントが分からなくなることがあって。博多弁の先生に教わったり、華丸さんや斉藤優(パラシュート部隊)さんにもアドバイスをいただきました」と特訓の模様を明かした。

同舞台は今月27日まで博多座、8月28、29日は初の大阪・新歌舞伎座公演で上演される。

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