五輪ボランティア、不満と不安

「コロリンピック」罵声も

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各国の国旗が掲げられた選手村=7月11日(提供写真)

 東京五輪・パラリンピック選手らの拠点となる選手村(東京)のボランティアから、大会組織委員会の説明や対応に不満の声が出ている。組織委は「安心して活動してもらえるようコミュニケーションを取っていきたい」としている。

 40代の女性会社員は6月下旬、選手村で研修を受けるため「TOKYO 2020」のロゴが入ったポロシャツや帽子姿で自宅を出発した。組織委から依頼されていたためだ。電車内で乗客から「五輪のせいで死人がたくさん出るんだよ」と言われ、女性に向かって「コロリンピック」と叫ぶ人もいた。「恐怖を感じた。なぜそんな言葉を浴びせられなければならないのか」と憤る。

東京五輪・パラリンピックのボランティアに配布されたグッズ(提供写真)