【HEAT―UP】ヨシタツが今井絵理子参院議員のディーバ化画策「現役議員のディーバとなれば史上初」

SPEEDのメモリアルブックで調印したヨシタツ(右)と今井礼夢

全日本プロレスの「ヨシタツキングダム」を率いるヨシタツが17日、「HEAT―UP」の会見に出席。同団体のビッグマッチとなる9月17日の神奈川・川崎市とどろきアリーナ大会に出場し、今井礼夢(16)とシングル戦を行うと発表した。

礼夢といえば、女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の長男で、先天性難聴という障害を抱えながら昨年12月にプロレスデビューし大きな話題となった。

将来のWWE参戦を目標としており、かつてそこに約6年在籍したヨシタツとの対戦を熱望して実現した形だ。

だが、そんな青年の純粋な思いとは裏腹に、ヨシタツは「普通に試合をしても面白くないから、条件を付けてやろう。もし俺が勝ったら、今井絵理子さんをヨシタツキングダムのディーバにさせてもらう!」と大人げない要求。

だが礼夢は純粋にも「ならば自分が勝ったらヨシタツキングダムに入れてほしい。そしてアメリカに連れて行ってください」とまさかの弟子入りを志願した。

その後ヨシタツは「アメリカは契約社会だから」と、ご丁寧にも用意していたベストアルバムの付録だったSPEEDのメモリアルブックを取り出し、そこに〝調印〟を行った。

会見後、そのままHEAT―UP稲田堤道場で行われた試合も観戦、礼夢の動きをチェックしたヨシタツは「こんな言い方していいのか分からないけど、聴覚障害があると思えなかったです。いい選手。将来性があると思う。間合いも良かったし、間もいいし技にも切れがあった」と絶賛。

その上で母・絵里子議員をディーバにするとぶち上げた理由を「そもそも、とてもおきれいな方なので。あとは、現役議員のディーバとなれば史上初になる。史上初っていいじゃないですか。それに話題にもなるし。だからです」と明かした。

冷静に考えると、勝っても負けてもヨシタツだけが得するような気がするが、気のせいだろうか…。

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