【球宴第2戦】第1戦活躍のご褒美? 原監督が中村 菊池涼 梅野にトス上げる

広島・菊池涼にトスを上げる巨人・原監督

「マイナビオールスターゲーム2021」第2戦(17日、楽天生命パーク)の試合前練習中、巨人・原監督が敵軍の選手たちに〝即席打撃教室〟を開催。

中村悠平捕手(ヤクルト)、菊池涼介内野手(広島)、梅野隆太郎捕手(阪神)らのティー打撃に、原監督がトスを上げるという、球宴ならではの一幕が見られた。

Gの指揮官がまず最初にトス役を務めたのは、前夜の第1戦(メットライフ)、4―4同点の9回無死一、二塁の重要な局面で、球宴としては異例の犠打を敢行し、執念の勝利を演出した中村。笑顔の原監督に対し、中村は緊張の面持ちで言葉を交わしながら、ともに汗を流した。

中村の次は、同じく前夜の第1戦で1アーチを含む4打数4安打2打点でMVPに選出された菊地涼。そして3打数1安打1打点の梅野と続いた。両者とも中村と同じく緊張の面持ちで1球1球を丁寧に打ち返していた。

3選手とも第1戦でしっかりと結果を残している点が興味深い。全セ・原監督なりの〝ご褒美〟だったのかも――。

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