熱帯低気圧から変わる台風が、18日（日）から21日（水）頃にかけて沖縄に接近する可能性がある。沖縄では19日（月）は非常に強い風が吹き、大しけとなる見込み。沖縄本島や先島諸島では暴風のおそれがあり、沖縄本島では警報級の大雨となるおそれがあり警戒が必要だ。台風対策は早めに済ませるようにしたい。
17日午後3時には、熱帯低気圧が日本の南にあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっている。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となり、発達しながら北西へ進んで、18日から21日頃にかけて沖縄地方に接近する可能性がある。
19日（月）から20日（火）にかけて、沖縄の南大東島の南海上から沖縄本島の南海上に進み、その後は北西寄りに進む予想となっている。
最接近の見通し
・大東島地方・・・19日（月）昼過ぎから夕方
・沖縄本島地方・・・20日（火）
・先島諸島・・・21日 （水）
暴風・強風
大東島では18日（日）から、沖縄本島では19日（月）から次第に風が強まり、沖縄本島では非常に強く吹く見込み。強風に十分注意が必要となる。
今後台風に発達する熱帯低気圧の進路等によっては、沖縄本島では20日（火）から21日（水）頃、宮古島、石垣島などの先島諸島では21日（水）頃は暴風となるおそれがある。
予想される最大瞬間風速は、19日は、大東島で20から30メートル、沖縄本島で25から25メートルとなっている。
高波
沖縄本島と大東島の沿岸の海域では、18日は次第にしけるところがある見込み。その後、波はさらに高くなり、沖縄本島では19日からは大しけとなる見通し。うねりを伴う高波に警戒が必要だ。
今後台風に発達する熱帯低気圧の進路等によっては、大東島では19日（月）から20日（火）、宮古島、石垣島などの先島諸島では21日（水）頃は大しけとなるおそれがある。
予想される波の高さは、18日（日）は、大東島は5メートル、沖縄本島は3メートル、19日（月）は、大東島は5メートル、沖縄本島は6メートルの見込み。いずれもうねりを伴う予想となっている。
大雨
今後台風に発達する熱帯低気圧の進路等によっては、沖縄本島地方では20日（火）から21日（水）頃は警報級の大雨となるおそれがあり警戒が必要だ。
