県内に熱中症警戒アラート 上越高田32・5度  上越地域でも熱中症とみられる救急搬送

 県内は17日、高気圧に覆われて晴れ、午前中から気温が上昇。前日に続き、熱中症警戒アラートが発令されるなど35度を超える猛暑日となった地点もあった。

 上越市高田は同日午前9時前から30度近くまで気温が上昇。午後4時までの上越地域の最高気温は上越市高田で32・5度、大潟で30・4度、安塚で34・2度、妙高市関山で31・5度。このうち安塚と関山は今年の最高気温を更新した。

 上越地域消防局によると同日午後4時の時点で、上越市で60代男性2人、妙高市で80代女性1人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。いずれも屋外で発症し、軽症だという。糸魚川市消防本部管内では熱中症とみられる搬送はなかった。

 新潟地方気象台によると、県内は高気圧に覆われて向こう1週間はおおむね晴れる見込み。最高気温、最低気温とも平年並みか平年より高いとみられ、連休中は猛暑日の恐れもあるという。

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