【東京五輪】横浜、川崎でキャンプ中の英代表が練習公開 水泳や7人制ラグビー

練習する水泳の英国代表選手ら=17日、横浜市都筑区の横浜国際プール

 東京五輪の開幕を23日に控え、英国代表チームが17日、事前キャンプ地の横浜市や川崎市で練習を行い、報道陣に公開した。

 横浜国際プール(横浜市都筑区)では同日午前、水泳代表選手が練習する様子を約1時間半公開した。

 12日からキャンプ地入りしている水泳代表チームは約50人で、前回リオデジャネイロ五輪男子100メートル平泳ぎ金メダリストのアダム・ピーティ選手らがいる。

 合宿中は専用車で移動し外出を控えるなど感染対策を徹底しているというが、終始リラックスした様子で、選手らはプールサイドでストレッチをしたのち、体を慣らすように軽快な泳ぎを見せていた。

 等々力陸上競技場(川崎市中原区)では、ラグビー7人制男子の代表選手ら13人が練習を公開した。前日に練習を始めたばかりで、市ラグビー協会を通して集まった観覧者も“本場”の練習を熱心に見入っていた。

 英国代表チームは横浜、川崎両市と慶応大日吉キャンパス(横浜市港北区)で計約600人を受け入れており、最長で8月7日まで滞在する予定という。

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