四国の太平洋側では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所がある。引き続き、きょう18日(日)昼前にかけて土砂災害に警戒が必要だ。
四国では、太平洋高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込むため、18日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みだ。降り始め(15日(木)午後10時)から18日午前5時までの雨量は、高知県馬路村魚梁瀬で329.5ミリ、同県清水で311.5ミリなどとなっている。
大雨・雷
太平洋側では、18日朝のうちは局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがある。
18日に予想される1時間降水量は、多い所で、
瀬戸内側 30ミリ
太平洋側 50ミリ
18日午前6時から19日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
瀬戸内側 70ミリ
太平洋側 150ミリ
土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。落雷、竜巻などの激しい突風のおそれもあるため、屋外活動に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。