台風6号が発生 沖縄本島は20日に暴風(7月18日午前6時)

 気象庁は18日午前3時、日本の南の海上で台風6号(インファ)が発生したと発表した。台風はゆっくりした速さで北北西に進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の東側560キロ以内と西側220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いている。
 今後発達しながら日本の南を北西に進み、19日から21日頃にかけて沖縄本島地方に接近する恐れがある。
 大東島地方では18日から東の風が、沖縄本島地方では19日から北東の風が次第に強まり、大東島地方では非常に強く吹く見込み。沖縄本島地方では、20日から南東の猛烈な風が吹いて暴風となり、大荒れとなる恐れがある。先島諸島では21日頃に暴風となる恐れがある。台風の進路によっては沖縄本島地方では20日から21日は警報級の大雨となる可能性がある。
 沖縄本島地方と大東島地方の沿岸の海域では、18日は次第にしける所がある。その後、波はさらに高くなり、沖縄本島地方では19日からは大しけとなる見込み。うねりを伴う高波に警戒が必要。先島諸島では、20日はしける所がある。台風の進路によっては、大東島地方では19日から20日、先島諸島では21日頃は大しけとなるおそれがある。 
 
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