戦国時代、相模原市緑区にあった津久井城の「御城印」が人気だ。津久井観光協会が昨秋、販売し始めたところ半年で500セットが完売。今月新たに千セットを増刷した。同協会は「これを機に津久井城に興味を持ってもらったらうれしい」と話している。
津久井城は旧津久井町にあった山城で、戦国時代に北条氏と武田氏が争っていた前線拠点とされている。現在は県立津久井湖城山公園として整備され、発掘調査が続けられている。
津久井観光協会は近年の山城ブームもあったことから「城のPRに生かしたい」と昨秋、御城印を制作。封筒には津久井城5代城主内藤直行の金割字寶(ぎんわりじたから)朱印を印刷した。