福原愛さん設立会社が2月に商標登録出願 審査は通るのか

福原愛さん

卓球の五輪メダリスト・福原愛さん(32)が、卓球選手の江宏傑(32=台湾)との離婚成立を機に水面下で〝職場復帰〟を画策と報じられている。一方で、本人は現段階で公の場に姿を見せていない。すべては3月上旬に当時の不倫疑惑が報じられたからだが、1月中旬に自身が設立した「株式会社omusubi」の活動も滞ったままだ。

2月10日の会社設立発表時には、自身の公式ホームページで「卓球界やスポーツ界、これまで応援いただいた皆さまに、社会貢献活動を通じて恩返しをするため、小学生時代の級友とともに設立いたしました」と理念をうたい、社名に由来するおにぎりを模したロゴマークをつくった。そのため同社は、設立発表直前の2月5日付で商標登録を出願(現在は審査待ち)していたが、そのことはあまり知られていない。

今後この審査がすんなり通るかどうかだが、「omusubi」と表記された商標がすでに登録されているのは事実。それを意識してか、アルファベットの「O」をおにぎりの形にして、その中に「お」を除いた「むすび」のそれぞれの頭文字であるアルファベットの「m」「s」「b」を入れた同社ロゴを「エムエスビイ」と読ませる形で、同社ロゴとともに出願しており、類似性を避けたとみられる。

出願を代行した英知国際特許事務所関係者は「審査が通るという前提で出願しています」とコメント。また、ある弁理士は一般論と前置きした上で「『omusubi』の社名通り〝おむすび〟と読ませる出願であれば、特許庁の審査が通らないことも考えられるが、この場合は読み方も異なり、問題ないのでは。そこはしっかり考えてやっている印象」と指摘した。

福原さんサイドが、用意周到に準備した出願だったようだが、審査は通るのか。無事に商標として登録されたとしても再び表舞台で活躍しなければ、権利を持つ意味は薄れてしまうが…。

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