【函館記念】ダート王・カフェファラオ華麗なる転向ならず9着 ルメールが語った意外な敗因

9着に終わったカフェファラオ

荒れるハンデGⅢの函館記念(3歳以上、芝2000メートル=サマー2000シリーズ第2戦)が18日の函館競馬場で行われ、横山和生騎手が乗った2番人気トーセンスーリヤ(牡6・小野厩舎)が、3番手から直線抜け出し、後続を完封する3馬身差V。2着に14番人気アイスバブル、3着に12番人気バイオスパークが入って3連単=20万1770円のヒモ荒れとなった。

今年のダートGⅠフェブラリーS覇者で、今回が初芝だった1番人気カフェファラオ(牡4・堀厩舎)は、道中流れにはついて行ったように見えたものの、直線失速して9着に惨敗した。鞍上のルメールは「芝や距離は大丈夫だった」と初の芝や2000メートルという条件に敗因は求めず「1番枠ということもあって、狭くなるのを馬が気にしていたのが大きかった。極端な枠じゃなければもう少しいい競馬ができたはず」と最内枠が影響したことを強調した。

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