栃木県内 新たに12人感染 鹿沼で事業所クラスター 新型コロナ、18日発表

県内の新型コロナウイルス感染者数

 栃木県と宇都宮市は18日、新たに計12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は7397人となった。鹿沼市内の事業所で、同日までに従業員7人の感染が判明し、県内76例目となるクラスター(感染者集団)と認定した。

 変異株は、これまでの感染者へのスクリーニング検査で「デルタ株」の疑い9人を確認した。10歳未満~40代の男女で、うち2人は感染経路不明。18日の新規感染者は10歳未満~70代の男女。居住地別では宇都宮市7人、鹿沼市2人、大田原市、栃木市、神奈川県が各1人だった。

 鹿沼市の事業所クラスターは、14~17日に従業員7人の陽性が判明。県は、発症日に勤務した従業員がいたことなどが原因と推定している。18日までに事業所内計12人の検査を行った。

 県と宇都宮市は同日、計21件検査(委託の未集計分は除く)。累計検査数は31万8049件、退院者7176人、入院者136人、宿泊療養者44人、自宅療養者21人、入院調整中20人、重症者は1人増えて11人。

県内の新型コロナウイルス感染者(18日発表)

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