山口真由氏 貧困理由のウガンダ選手〝失踪〟に「当然想定できた」

山口真由氏

日本医科大学特任教授・北村義浩氏、弁護士・山口真由氏(38)が19日、テレビ朝日系ワイドショー「モーニングショー」にリモートで生出演。ウガンダの東京五輪選手団の重量上げ選手が、大阪・泉佐野市での合宿中に行方不明になった問題についてコメントした。

新大阪駅の防犯カメラの映像によると、行方不明となったウガンダの選手は、東京方面に向かう新幹線のホームを歩いていたことが確認されている。

北村氏は「バブルを保持するには選手の協力が不可欠。事例から、性善説ではなく、かなり監視をしたり、場合によっては何時から何時まで宿舎やホテルをロックして閉ざすとか。そういうことまで考えないといけないのかなと思う」と語った。

選手の滞在先のホテルの部屋には置き手紙があり、英語で「ウガンダの生活が厳しいので日本で仕事がしたい」「ウガンダには戻らない」と記載されていたという。

山口氏は「この問題は今回が感染症が絡んでいるけど、基本的には先進国と途上国の格差の問題」「先進国で五輪を開くということで、当然想定していることとして、こういうことはあったと思う」とコメントした。

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