【18日】新型コロナ感染 長崎県内新たに8人

新型コロナウイルス感染者の入院状況

 長崎市と県は18日、県内で計8人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。同市は店名非公表としていたクラスター(感染者集団)について、同市銅座町のスナック「リンダ」と明らかにし、新たに4人の感染を確認。同店での感染者は計15人になった。
 同市は16日の発表以来、利用客ら約30人を名簿で把握できているとして店名公表を控えていた。約30人の検査を終えたため、8日以降としていた調査対象期間を1~7日に拡大。この期間に利用し心配な客に対し、市保健所に連絡するよう求めている。
 新規感染者8人の内訳は長崎市5人、平戸市、諫早市、大村市が各1人。
 このうち諫早市在住者について、県警は18日、長崎市の県警本部に勤務する40代男性警察官と発表した。普段の職務で一般市民と接触することはないという。14日に下痢の症状があり、15、16両日は関西方面に出張。17日に濃厚接触者として検査し陽性だった。
 長崎市は4人が市内陽性者関連で、残る1人は感染経路不明。平戸市の10歳未満女性と大村市の40代女性は県内陽性者関連だった。

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