「ドラゴン桜」映画化企画が急浮上! ライバル教師役に“リアル元東大生”俳優が名乗り?

阿部寛(左)と長澤まさみ

最終回の世帯平均視聴率20%超と大成功で終わったTBS系ドラマ「ドラゴン桜」。2005年の第1シリーズ、そして先月まで放送の第2シリーズの続編が期待されている中、映画化の話が急浮上しているという。

今年復活した「ドラゴン桜」は、前シリーズの金曜午後10時から日曜午後9時に放送枠が移動。後者は「日曜劇場」と呼ばれ、今回のシリーズ2は同枠で最大級のヒット作「半沢直樹」を手掛けた福澤克雄氏が演出を担当したこともあり、ドラマ批評家などから「半沢化」への違和感も唱えられたが、全話平均で約15%の世帯視聴率を記録して先月終わった。

テレビ局関係者の話。

「TBSは今回の高視聴率を受けて、映画版企画を始動させました。来年公開を視野に入れているとか。その後にドラマの第3シリーズという計画らしいです」

配役に関しては、主演は阿部寛で変わらず、長澤まさみら主要キャストも継続出演させたい意向とのこと。そんな中、思わぬ人物が名乗りを上げているという。

「香川照之です。ドラゴン桜は、阿部演じる元暴走族の貧乏弁護士がユニークな勉強法で高校生を東大合格に導くストーリー。香川は本当の元東大生ですし、うってつけの存在。制作サイドも主人公のライバル教師役を考えているそうです」(事情通)

そもそも香川は第2シリーズにも出演したがっており、制作陣のもとに猛烈な売り込みがあったという。「香川とTBSドラマ班は『半沢直樹』などでタッグを組んでおり、今も強い絆で結ばれています。そこで本人から直接売り込んだそうですが、最近あまりにも多くの作品に出ているので、あえて今回は出演を見送ったらしいです」(事情通)

香川はドラゴン桜の代わりというわけではないが、秋から始まるTBS朝の情報番組「THE TIME,」で金曜キャスターを務める。ますますTBSとのつながりを深めており、映画版が実現したあかつきにはキャストの一員として加わっているだろう。

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