19日(月)も、西日本から北日本にかけては厳しい暑さが続いた。35℃以上の猛暑日は115地点にのぼり、きのう(18日)の77地点を超え今年最多となっている(午後3時現在)。
東京都内では、午後0時台に練馬区、青梅市、八王子市で35℃を超え、いずれも今年初めての猛暑日となった。東京都心では午後2時過ぎに34.7℃を観測し、今年最も気温が高くなっている。
19日の最高気温は、山梨県甲州市で37.3℃、岩手県奥州市江刺と福島市で37.2℃、群馬県桐生市と栃木県佐野市で37.1℃など(午後3時現在)。札幌市でも午後1時45分に35.0℃を観測し、今年初めて猛暑日となった。
なお、札幌市で35℃以上の高温となったのは、2000年8月1日以来21年ぶりとなる。
あす20日(火)にかけても、東北以南の地域で気温が高くなる見込み。
20日の予想最高気温
【37℃】 甲府、久留米(福岡)、佐賀
【36℃】 山形、福島、熊谷、大阪、福岡など
【35℃】 盛岡、前橋、長野、京都、熊本など
熱中症の危険性が極めて高い気象状況が続くため、暑さが厳しい時間帯はなるべく外出を避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごすよう心がけたい。喉が渇く前から水分補給を行うなど、積極的に熱中症を予防する行動が必要だ。
(気象予報士・高橋和也)