情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）に河野太郎行政改革担当相が生出演した。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、ここに来て供給不足が大きな問題になっている。河野氏は、１日１００万回接種を想定していたところ、先週の時点で１日１５０万回となっていることに「想定外だった」と認めた。とはいえ「今までよりはペースダウンになる」というが「今後は予約を取れるようになる」と約束した。
菅首相は１０月～１１月の早い時期に、希望する国民全員への接種を掲げている。そのためには当然、ワクチンの確保が必要だ。河野氏は９月末までに必要量を確保できるかと聞かれ「確約かと言われると確約です。９月末までにファイザーもモデルナも約束した量は供給しますよと言っておりますので」と明言した。
一方、国が導入したＶＲＳ（ワクチン接種記録システム）の使い勝手の悪さが複数の自治体から指摘されている。入力のためのアルバイト採用費用やカードリーダー代は国が負担しているとした上で「ほとんどの自治体ではＶＲＳに入力していただいている。申し訳ございませんですけど、ＶＲＳの入力に戸惑っているからといって後回しになっていいわけではありません」と不満の声をあげている自治体にピシャリと通告した。
また現在は海外渡航のためのワクチンパスポートの国内使用について「国内でもこれを利用したいという声はいただいているので、これについては議論をしていく必要がある」とした。
