【東京五輪】公式ツイッターが段ボールベッドのデマ否定「頑丈です」

選手村で使用されるベッド

東京五輪選手村で使用される段ボールベッドが、壊れやすく新型コロナウイルス感染防止にうってつけの〝反セックスベッド〟と海外で認識が広がるなか、大会側が「頑丈です」と反論し、波紋を広げている。

五輪のツイッター公式アカウントは19日、体操のアイルランド代表リーズ・マクレナガンが選手村ベッドで飛び跳ねながら「ベッドはアンチセックスを意図している。段ボールで作られて、突然の動きで壊れるから――。それはウソです。フェイクニュース!」と叫んでいる動画を引用。「迷信のウソを暴いてくれてありがとう。持続可能(サステナブル)なベッドは頑丈です」と反セックスベッドデマを否定した。

騒動の発端とみられるのは2016年リオデジャネイロ五輪陸上男子5000メートル銀メダルのポール・チェリモ(米国)が17日、選手村からツイートした内容。「東京五輪選手村に設置されるベッドは段ボール製で、アスリート同士の親密さを避けることを目的としている。ベッドは、スポーツ以外の状況を回避するために、1人の体重だけに耐えることができるようになっている」と性行為防止用だと投稿。さらに海外の取材記者らも「余計なアクティビティを避けるために段ボールでできている」とツイートしたこともあり、海外メディアで一斉に「アンチ・セックスベッド(反セックスベッド)」だと報じられていた。

なんとも話題に事欠かない大会と言えそうだ。

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