WAHAHA本舗・梅垣義明 飛沫防止で豆の鼻息飛ばし封印「1年間飛ばしてない」

公演をアピールした梅垣義明

WAHAHA本舗の梅垣義明(62)が19日、大阪市内で4年ぶりとなる全体公演「王と花魁」の取材会に登場した。

同公演は昨年に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期に。自粛期間中は若手の公演などを見るため、小劇場に足を運ぶ機会もあったそうだが「狭いところでよく頑張ってるし、お客さんも来てくれてありがたいと思った。でも、家に帰って冷静に考えると、そんなに面白い舞台でもなかったな。コロナがそんな気分にさせたのかな」と毒ガスを噴射。

さらに、「久しぶりに柴田(理恵)とバッタリ会った時も、普段なら会うの避けてるんですけど、目が合った瞬間、お互い手を振り合って、軽く抱きついたりして。あれもコロナがそうさせた。コロナが気を狂わせたんですね」と笑わせた。

コロナ禍で〝鉄板芸〟豆の鼻息飛ばしも「1年間飛ばしてない。飛沫感染になるし、濃厚接触だし。ラビアンローズを歌いながら、お客さんの顔にラップしてキスするのも、ラップがあるから接触はしないんだけど、見た目がイヤじゃないですか。いかにやっちゃいけないことをやってきたのか」と封印中。

それでも、公演の詳細はまだ決まっていないといい、「アクリル板? 厚みもあるし、ちょっと考えてみます」と前向きに〝笑い〟を追及するようだ。

「柴田も久本(雅美)も60過ぎてもやってる。あんなババアいない。こういう笑いもあるんだな、こういうアナログな年寄りが汗を流しているってのを、特に若い人に1回見てもらいたい」とアピールした。

ツアーは東京・新宿文化センター大ホール(10月28~31日)でスタートし、大阪・クールジャパンパーク大阪WWホール(12月3~5日)まで、全国14か所20公演が行われる。

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