「アタック25」系列局の精鋭が激突! 谷原章介が「いい勝負」と思わずニッコリ

この秋の終了となることが発表された、テレビ朝日系の長寿番組「パネルクイズ アタック25」(日曜午後1:25=ABCテレビ制作)では、8月1日の放送で初の各局代表による「系列局対抗戦」をおくる。系列局4局から、社内の予選を勝ち抜いたクイズの精鋭たちが出場し、宮古島の旅獲得を目指してパネルクイズに臨む。

今回は、開局40周年のKFB福島放送、30周年のABA青森朝日放送とabn長野朝日放送、HAB北陸朝日放送の4局から、「番組を欠かさず見ている」というクイズ好きの編成部副部長や「女性アナウンサー大会」のリベンジを期して再挑戦するアナウンサー、気象予報士の資格も持つ技術部員、入社3年目の若手営業部員という4人が、それぞれの思いを胸にクイズバトルに挑む。抜きつ抜かれつの大接戦に、MCの谷原章介も思わず「いい勝負」とニッコリ。地元に錦を飾るのはどの局なのか?

本番組は、1975年4月6日に故・児玉清さんを司会に迎え、視聴者参加型のクイズ番組としてスタート。オセロゲームの要素を加えたスリル満点の陣取りゲームが好評で、こぶしを握って力強く「アタックチャンス!」をコールするしぐさは、児玉さんから、その後に司会を務めてた浦川泰幸アナウンサー、谷原に引き継がれ、番組の名物となっている。

赤・緑・白・青の4色の席に座った解答者が、クイズに正解するだけでなく、計25枚のパネルを奪い合うというルールで、パネルの取り方で優劣が瞬時に入れ代わるスリリングな展開や、パネルが残り5枚になった時点で訪れる「アタックチャンス」ルールでの大逆転などもあり、勝負はまさに最後まで分からない。

赤の席に座るのは、ABA青森朝日放送の編成業務局編成業務部副部長の高橋傑氏。「『アタック25』は欠かさず見ている」と話すクイズ好きで、10年ほど前には番組の一般予選に参加した経験を持つ。目標はもちろん「トップ賞」。「青森朝日放送に初のトップ賞を持ち帰りたい」と意気込む。

緑の席に座るのは、KFB福島放送の報道制作局報道制作部に所属する笠置わか菜アナウンサー。夕方の情報番組「ヨジデス」(月~金曜午後3:45、福島県ローカル)で月~水曜のMCを担当している。実は、2005年1月放送の「女性アナウンサー大会」に出場し、見事トップ賞を獲得した実力者だ。局を挙げての応援を背に、今回は宮古島の旅を目指す。

白の席に座るのは、abn長野朝日放送の技術局技術部に所属する宮内康宏氏。技術部では放送機材や社内システムのメンテナンス・保守運用を行っている。「スゴイ人ばかりで、恥をさらさないようにしないと…」と謙遜するが、気象予報士の資格を取得し、4月からは情報番組の天気コーナーへも出演するなど、今話題の“二刀流”で勝負に挑む。

青の席に座るのは、HAB北陸朝日放送の営業局営業部に所属する荒木美佑氏。入社3年目で、この春、報道部から営業部に異動したばかり。応援のために同行した先輩から「前夜は緊張のために深夜2時まで予習したらしい」とバラされるが、「今はワクワクしています!」と、明るく前向き。若いパワーで勝利となるか。

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