台風6号は発達しながら沖縄の南を西よりに進み、23日（金）ごろにかけて沖縄地方に接近する見込み。沖縄地方は暴風に厳重に警戒が必要で、沖縄地方や奄美地方では高波に警戒が必要だ。また、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。

　台風6号は、19日（月）午後3時には、沖縄の南大東島の南をゆっくりした速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。台風は今後発達しながら沖縄の南を西よりに進み、23日（金）ごろにかけて沖縄地方に強い勢力で接近する見込み。

暴風・高波

　台風6号の影響で、21日（水）にかけて、沖縄地方では非常に強い風や猛烈な風が吹き、奄美では、強い風が吹く見込み。また、沖縄・奄美の海上ではうねりを伴った大しけとなる予想だ。

　暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に警戒が必要だ。台風の進路等によっては、その後23日（金）ごろにかけて暴風や大しけとなるおそれがある。

大雨・雷・突風

　沖縄・奄美では、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って非常に激しい雨が降って大雨となる所がある見込み。

　なお、台風の進路等によっては、23日（金）ごろにかけて警報級の大雨となるおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。