大和市長の「パワハラ」、100人超の職員「聞いた」、数人が「受けた」 組合アンケート

大和市役所

 大和市副市長を4月に任期途中で辞職した金子勝氏(64)が、大木哲市長(72)による職員へのパワ-ハラスメント的言動を証言したことを巡り、市職員組合は19日、組合員を対象に行ったアンケート結果を公表した。

 回答者のうち数人が市長から直接、パワハラ被害を受けたと答えた。「市長のパワハラについて聞いたことがある」との回答を含め、およそ4分の1の職員が市長のパワハラ的言動を経験したり、聞いたりしたとの結果が出た。

 市長はこれまで「パワハラはねつ造。職員からパワハラの申し出はない」と説明してきたが、アンケートはこうした発言と相反する結果となった。

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