自民県連 公認問題巡り公募を断念 衆院宮崎1区

 次期衆院選宮崎1区の自民党候補者の公認問題で、自民党県連の星原透会長は19日、同選挙区での公募の実施を断念すると明らかにした。県連は現職の武井俊輔氏(46)を公認申請しないと決めた後、公募による候補者選定を模索したが、党本部が「公募は認められない」との判断を示したため。星原会長は、県連の意思に逆行する形で党本部が武井氏を公認する可能性があることを示したが、今後の対応は党本部や党員らの反応をみて検討するとして方針を明示しなかった。

© 株式会社宮崎日日新聞社