ラッセル「12位は最善の結果。シルバーストンで素晴らしい週末を過ごせた」:ウイリアムズ F1第10戦決勝

 2021年F1第10戦イギリスGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは12位、ニコラス・ラティフィは14位でレースを終えた。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=12位

2021年F1第10戦イギリスGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 12位は今日の僕らにとって最善の結果だった。最初のスタートは蹴り出しが悪かったけど、2回目はかなりうまくいった。ただ、残念ながら、すでにいくつもポジションを失っていたんだ(注:2回目のスタートを迎えた時点で)。

 そのクルマの本当のペースは、レースで50周とか60周とか走った時に明らかになる。そして、現実的な目で見ると、僕らはまだアルファタウリ、アルピーヌ、アストンマーティンよりも少し遅い。だから、こうしたチームを相手にポジションを守るのは、どうしても難しい仕事になる。とはいえ、過去4戦ではずっとトップ12付近でレースをして、そのうち3戦ではポイントを争った。その意味では、ずいぶん進歩しているのは間違いない。

 このシルバーストンで素晴らしい週末を過ごせた。パフォーマンスの面でも、母国の観衆の応援という面でもね。すべての週末がこんな感じだといいね! 本当にありがたいことだよ。また、チームとしてもこのようなパフォーマンスを続けて、ファンに応援のしがいがあると感じてもらいたいと思う。

■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=14位

2021年F1第10戦イギリスGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)

 とても暑くて、体力的にも厳しいレースだった。タイヤのマネージメントがすべてだったと言ってもいいほどで、2回ともスタートが悪かったにもかかわらず、そこから順位を上げられたのがポジティブな点だ。

 最初のスティントでは、ちょっとタイヤを大事にしすぎたかもしれない。結局、アンダーカットされるのを避けるため、早めにピットインをせざるをえなかったからだ。最後のスティントは悪くなかったものの、周囲のクルマと接近戦になり、乱れた気流の中を走らされて、順位を上げていくのは難しかった。

 全体として自分のパフォーマンスには満足しているし、与えられたパッケージでまずまずのレースをしたと思う。この週末には、ポジティブな面もいくつかあった。ハンガリーでのレースを楽しみにしているよ。

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