バルサ、グリーズマンのトレード断念か アトレティコ会長は「注目発言」

リオネル・メッシとの再契約のためにも給与総額を大幅に減らす必要があるバルセロナ。

放出候補のひとりとされるアントワーヌ・グリーズマンには、アトレティコ・マドリーMFサウール・ニゲスとの交換トレード話が浮上している。

ただ、『diariARA』によれば、バルサはグリーズマンとサウールの交換トレードを除外したという。

主に2つの理由が挙げられている。ひとつ目は、アトレティコで先発落ちするなどパフォーマンスを落としているサウールから得られる見返りと、グリーズマンを失うことによる代償が見合っていない点。

もうひとつの障壁は、バルサがグリーズマンに保証した2000万ユーロ(25億円)もの年俸はアトレティコが支払えるものではないこと。

両選手と両クラブ、4者にとって満足のいく経済的な解決策を見つけるのは、当初から難しかったようだ。そのため、「可能性が低いことが分かっていたにもかかわらず、なぜクラブがこの取引を始めようとしたのか分からない」と語るバルサ関係者もいるとか。

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『Cuatro』によれば、アトレティコのエンリケ・セレソ会長がグリーズマンの復帰について初めて口を開いたそうで、「サッカー界では何でも起きうる」と述べたという。

そのうえで、「残り時間は少ない」とも語ったようで、アトレティコ側はバルサに対してトレードについての期日を設定したとも。

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