栃木県内新たに23人、デルタ株疑い12人 新型コロナ、19日発表

県内の新型コロナウイルス感染者数

 栃木県と宇都宮市は19日、新たに計23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は7420人。これまでの感染者のうち、変異株「デルタ株」の疑いが1日最多となる12人確認された。

 変異株感染者は20~60代の男女で、いずれも渡航歴はない。4人が経路不明。デルタ株疑いは計35人(うち確定は8人)となった。

 新規感染者は10~60代の男女。居住地別では宇都宮市10人、鹿沼市6人、大田原市2人、足利市、栃木市、小山市、真岡市、壬生町各1人。鹿沼市の事業所で発生したクラスター(感染者集団)では従業員4人が新たに感染し、計11人となった。

 県と宇都宮市は19日、118件検査(委託の未集計分は除く)。累計検査件数31万8285件、退院者7205人、入院者131人、宿泊療養者45人、自宅療養者20人、入院調整中19人、重症者11人。

県内の新型コロナウイルス感染者数

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