21市町村で夏休み1~9日短縮  沖縄の小中学校 コロナ緊急宣言休校の影響

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言に伴い、公立小中学校の休校措置を実施していた23市町村のうち、21市町村が小中学校の夏休みを1日から9日間程度短縮する。18町村は休校措置を講じていなかった。南城市、宮古島市は休校措置をしたものの、夏休みの短縮はしない。

 夏休み明けの登校は通常登校となる見通し。部活動については、県教委が「緊急事態宣言中は原則中止とする」としている一方、夏休み中は練習時間を2時間以内とすることや県内外での合宿・遠征や県外校との練習試合などを行わないことを条件に活動を認めており、市町村の公立校も県の方針に準じるとみられる。

 夏休みを短縮しない南城市は「元々他の市町村に比べて一週間短いので、通常通りの予定だ」としており、宮古島市は「授業の組み替えなどで対応可能だ」と説明した。

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