『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞』 ノミネート作品発表!

ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス『Yahoo!ニュース』と、全国の書店員がお客様に薦めたい本を投票して大賞を決定する『本屋大賞』は本日、『Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞』(以下、ノンフィクション本大賞)にノミネートされた6作品を発表。今後、全国の書店員による投票を経て、11月上旬に大賞として1作品を発表。 より多くの読者に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、作品に触れていただき、世界で起きている事象についての思考を深めてもらうことを目的とするノンフィクション本大賞は、今年で4回目を迎える。

Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞 ノミネート作品(著者/出版社)

※作品名五十音順 『あの夏の正解』 早見和真/新潮社 『海をあげる』 上間陽子/筑摩書房 『キツネ目 グリコ森永事件全真相』 岩瀬達哉/講談社 『ゼロエフ』 古川日出男/講談社 『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』 河野 啓/集英社 『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』 河合香織/岩波書店 今年は新型コロナウイルス感染症に関連した作品がノミネートされました。コロナ禍で甲子園という夢に挑戦できない高校球児の姿を追った『あの夏の正解』(早見和真/新潮社)、専門家会議の舞台裏を関係者の証言で描いた『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(河合香織/岩波書店)。 『海をあげる』(上間陽子/筑摩書房)は、琉球大学教授で非行少年少女の問題を研究している著者が、これまでのフィールドワークや自らの体験を元に綴った初のエッセー集です。『キツネ目 グリコ森永事件全真相』(岩瀬達哉/講談社)は、日本で初めて『劇場型犯罪』と呼ばれた事件を改めて丹念に取材し、事件の構造に迫った作品です。『ゼロエフ』(古川日出男/講談社)は、数々の文学賞を受賞した著者が、東日本大震災10年を機に故郷・福島を取材して執筆したルポルタージュ作品。 『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(河野啓/集英社)は、2018年5月にエベレストで滑落して亡くなった登山家が「登り続けた理由」を追った作品で、第18回開高健ノンフィクション賞を受賞している。

特設ページでノンフィクションの魅力を伝える2つのコンテンツを掲載

・昨年の受賞者・佐々涼子さんのそれから「ノンフィクションは一期一会。これを書くために私はここにいたんだって思える瞬間がある」 ・現役の書店員が語る「ノンフィクションって、幅が広い。どんな人もピンとくる一冊が見つかるはず」 特設ページはこちらをクリック

「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」

【実施スケジュール】 2021年5月20日 一次選考(書店員による投票)スタート 2021年6月30日 一次選考締め切り 2021年7月20日 ノミネート作品発表。二次選考(書店員による投票)スタート 2021年9月20日 二次選考締め切り 2021年11月上旬 大賞1作品発表 【対象作品】 2020年7月1日から2021年6月30日の1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く) 【副賞】 取材支援費:100万円

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