ガットゥーゾ、SNS上のデマで決裂したトッテナムとの交渉を回顧「どんな敗北よりも傷ついた」

 ジェンナーロ・ガットゥーゾにとってこの夏は様々な出来事があった。ナポリを退任しフィオレンティーナとの契約が23日で破談、そしてトッテナム・ホットスパーでは就任までに至らなかったのだ。

トッテナム、フォンセカとの交渉が決裂…ガットゥーゾが新監督候補に急浮上

 ガットゥーゾは一時トッテナム新監督候補に急浮上されていたが、ファンたちがSNSで「#NoToGattuso」というハッシュタグで反対を表明。ガットゥーゾは2011年UEFAチャンピオンズリーグで当時トッテナムのアシスタントと口論になった事があり、根に持ったサポーターがSNSで広め交渉がとん挫した。イタリア紙『イル・メッサゲロ』の取材に応じたガットゥーゾは、フィオレンティーナでの短いキャリアやトッテナムについて言及している。

「その話(フィオレンティーナ)はしたくない。これ以上詳しく話しても無駄だし、もう忘れてしまったからね。一方でトッテナムの話も同じようにできない。とても残念な事だった。私の事をありのままに表現してくれず、どうする事も出来なかった。イングランドで話していたような人物じゃないと説明したり、自分を守れなかった事を後悔している。ある種の悪意はどんなデマを流せるSNSから来ている。私はどんな敗北や解雇よりも傷つく話を受け入れなければならなかった。ネットがどれ程危険が理解できていないんだ」。

ガットゥーゾがフィオレンティーナやトッテナムでの出来事を回顧 Photo Francesco Pecoraro

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