小泉進次郎環境相がプラ資源循環法を大アピール「来年から世の中の景色が変わる」

小泉進次郎氏

小泉進次郎環境相(40)が20日、都内で行われた「廃棄漁網をアップサイクルした鞄の発表会」に出席した。

普段から廃棄漁網を特殊加工して作られた鞄を愛用しているという小泉氏は「毎日使っております。課題は、あまりに自然で漁網からできていると誰も思ってくれないという点です」とPRした。

近年、環境問題に対する意識が世界的に高まっている。

小泉氏は「今年、環境省は瀬戸内海の環境保全特措法を改正し、史上初となるプラスチック全体に絡む法律を経産省とともに作った。プラスチックの新しい法律(プラスチック資源循環促進法)については、施行されれば間違いなく来年から世の中の景色が変わる」と力説。

続けて「コンビニやスーパーなどのプラスチックが減らされるようになる。さらに、環境に配慮した設計のものを国が環境配慮設計として認定し、トクホ(特定保健用食品)のようなマークを付けることで消費者の皆さんが環境に負荷の低い商品をより選びやすいようにしていく」と語った。

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