【久寿川】「すぎの木」のふんわりコッペパン。たこ焼きやおにぎりも

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「すぎの木」は、店長の杉本花菜さんと花菜さんのご両親の3人で、2020年にオープン。

当初はパン職人だったお父さまとお母さま2人で、たこ焼きとおにぎりのお店にする予定でした。しかし、花菜さんの大学卒業とタイミングが重なり、一緒にお店をすることになりました。

お店の中心に飾られた看板は大工さんからのプレゼント

当初、濃いブラウンを基調にシックな色合いにしようとしていた店舗は、ベースカラーを明るい白木に変更。

「お店は第一印象が肝心。見た目がかわいいお店にして、“おいしそう”、“入ってみたい”という気持ちになってもらいたかった」というのは、店舗デザインを担当したお母さま。その狙い通り、パッと目をひく店構えになっています。

子どもからお年寄りまで、みんなが食べて美味しいコッペパン

店内には種類豊富なコッペパンがズラリ。期間限定や土日限定の商品も。詳細はお店の公式インスタグラムを確認してね!

パン職人として活躍していたお父さまがつくるコッペパンのモットーは、「どの年代の人にも安心して美味しく食べてもらえるパン」。半年間、試行錯誤しながらもたどり着いたパン生地は、ふわっとした食感の中にパンの旨みとほんのりと甘みを感じられる、どこか懐かしい味わい。スイーツ系から惣菜系まで、どんな具材にも合うのが特徴です。

定番のおかずを挟んだ総菜系コッペパン

写真左より、「ふわたまちゃん」(180円)、同店人気No.2「ソーセージ」(200円)、「からあげマヨ」(180円)

惣菜系コッペパンの中でも人気の「ソーセージ」。カレー風味のキャベツが味のアクセントになっていて、ジューシーなソーセージと合います。ふんわり焼き上げた卵を挟んだ「ふわたまちゃん」や、ごろっと大きなから揚げにマヨネーズを添えた「からあげマヨ」など、具をぎっしり詰めたコッペパンが揃っています。

写真左より、通常サイズの「たまご」(150円)と「たまご×2」(220円)。その具材の量の違いは一目瞭然!

たっぷりのマヨネーズでしっかり味つけしたたまごと優しいパンの味わいが楽しめる通常サイズの「たまご」。その2倍量のたまごを詰め込んだ、具材マシマシの「たまご×2」は、たまご好きな人も大満足のボリューム。持つとずっしり重く、こぼれないように食べるのは至難の業と思えるほどのボリュームで、お腹もココロも満たされること間違いなし!

クリーム、フルーツ、あんこまでバラエティ豊かなスイーツコッペ

不動の人気を誇る「カスタードクリーム」(150円)と、お母さま一押しの「チョコカスタード」(150円)

同店人気No.1の「カスタードクリーム」は、たっぷり入ったなめらかな自家製のカスタードクリームと、ふわっと軽い生地との食感&味のバランスが絶妙。クリームが甘すぎないので1個ペロッと食べられます。

チョコ好きな人には、カスタードクリームにチョコレートを練り込んだ「チョコカスタード」も用意。味わいの違いを食べ比べてみるのも楽しいですよ。

「フルーツカスタード」(200円)

カスタードクリームに季節のフルーツ(写真はキウイ・パイン・オレンジ)を乗せた見た目も華やかな「フルーツカスタード」は、季節ごとにフルーツの種類が変わります。

甘いパンには甘いコーヒー「チョコカフェオレ」(ホット・380円)を。「こしあんホイップ」はお母さまイチ押し

「あんバター」(160円)をはじめ、こしあんかつぶあんを選べる「あんホイップ」(各150円)や、抹茶クリームにあずきとホイップを添えた「抹茶あずき」(200円)など、あんこや抹茶を使った和風なスイーツコッペパンも並びます。チョコやはちみつ入りの甘みのあるカフェオレと合わせるのもオススメです。

飲みやすさにこだわった店主こだわりのコーヒー

「ドリップコーヒー」(ホット300円、アイス350円)は、日替わりで3種。手書きの説明があるので好みに合わせて選べる

大学生のときにコーヒーが好きになって、いろいろと学んでいた花菜さんの経験を活かし、コッペパンに合うコーヒーも味わえます。豆はお店オリジナルの「すぎの木ブレンド」など飲みやすさを重視した3種を日替わりで用意しています。

カフェインレスや水出しのコーヒー、「ハニーカフェオレ」(ホット・380円)や「チョコカフェオレ」など、甘みの強いコーヒーなどもラインアップ。

コーヒーとソーダで二層になった「コーヒーレモンソーダ」350円

コーヒーメニューの中でもオススメなのが12時間かけて水出しして、コーヒー本来の甘さを引き出したコーヒーに、さわやかなレモンソーダとハチミツ漬けにしたレモンスライスを合わせた「コーヒーレモンソーダ」。

ハチミツの優しい甘さでコーヒーの味がマイルドになっています。コーヒーのほどよい苦み、スッキリしたレモンの酸味、スッキリとした後味は、飲んでからのお楽しみです。

「マリトッツォ」などの季節限定メニューにも注目

2種類のクリームが楽しめるふわっふわの「マリトッツォ」(300円)
スコーンはさつまいも、抹茶、チョコから日替わりで1種が並びます

さまざまなアイデアを形にし続ける「すぎの木」では、コッペパン以外のメニューや、季節限定や曜日限定の商品もあります。

白く焼き上げたふわっふわの生地に、口どけの良いホイップクリームと濃厚なカスタードクリームが合う「すぎの木」ならではの「マリトッツォ」は、いったん終売したものの、お客様からの反響が多く、復活した期間限定メニューです。

コーヒーに合う「スコーン」(200円~)も日替わりで毎日1種類が登場します。季節のフルーツをあしらったスペシャルな「マリトッツォ」や季節限定のスコーンが並ぶ日も。インスタグラムでチェックしてみてください。

おにぎり弁当のおにぎりは、具がぎっしりで食べ応え十分!

3年ほどおにぎり店で働いていたという、お母さまお手製の「おにぎり弁当」は、日替わりのおかずに、溢れんばかりの具材がぎっしり詰まったおにぎりが2つ入って350円。お昼すぎには売り切れることも!

週末限定の「めんたいこのパン」(180円)はサクッと軽い食感

週末限定の「めんたいこのパン」は、半分にスライスしたフランスパン風の生地を使用しています。生地がサクサクで軽く、食べやすい! 「クロックムッシュ」、「コロッケパン」なども週末限定で並びます。

焼きたてのたこ焼きも!子どもの頃の夢を形に

「たこ焼き」8個入り320円

子どもの頃、おこづかいを握ってたこ焼きを買いに行くのが楽しみだったというお父さまは、たこ焼き店を持つことが夢でした。その夢を叶えるため、パン職人を引退し、たこ焼き店をオープンすることを決意。幼い頃に食べた懐かしいたこ焼きの味を再現しました。

「あげパン」は、お父さまこだわりのきなことシュガーの2種類(各100円)

今はたこ焼きだけではなくコッペパンなど、さまざまなメニューが人気となった同店ですが、小学生がおこづかいでたこ焼きやパンをを気軽に買えるようにと、「たこ焼き」は小学生限定で5個入り150円、「あげパン」は1個100円と良心的な価格設定になっています。

テラス席でイートインもOK!みんなが集まれる「憩いの場」

店舗のつくりから、メニュー展開まで、家族3人の思いがたくさん詰まった「すぎの木」。かき氷などのシーズン限定メニューもまだまだ考案中です。訪れるたびに、新しいコッペパンや新作メニューに出合えるかもしれませんね。

お店の横にはテラス席があり、空調も完備。換気も徹底されていて、イートインも安心して利用できます。ランチでたこ焼きを食べて、コッペパンや焼き菓子をお土産に買って帰ったり、パンを近くの公園や浜辺で食べたりするのも楽しいですよ。

コッペパンの取り置きやたこ焼きの予約は電話で受付中です。確実にGETしたい人は、連絡してから訪れてみてください。

  • パンもたこ焼きも好き
  • ふわふわの生地が好き
  • テラス席で買ったパンをすぐに食べたい

そんな人におすすめです。

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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