エーディテクノ、ズーム機能搭載アップ/ダウン/クロス対応マルチコンバーター「X_MC_mini」発売

株式会社エーディテクノは、 Digital Forecast社のズーム機能搭載アップ/ダウン/クロス対応マルチコンバータ 「X_MC_mini」を2021年8月20日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込77,000円。

同製品は、現在発売中のアップ/ダウン/クロス対応マルチコンバーター「X_MC」の簡易版で、122.5x90x20.5mmとコンパクトサイズながら、SDI/HDMI/アナログビデオ(CVBS)各1系統の入力に、SDI 2系統、HDMI 1系統の出力端子を搭載。任意のビデオ・フォーマットに変換し、2系統のSDIとHDMI 1系統から分配出力する。SDIフォーマットは、SMPTE規格に準拠したSD/HD/3G-SDIのマルチレートに対応し、最大で1080pの入出力を実現。

入力信号フォーマットを変換して出力するアップ/ダウン/クロスコンバート機能を実装しており、同製品からの出力を、設置済み表示機器の対応入力フォーマットに合わせて出力できる。

出力フォーマットの設定等の本体設定は、オン・スクリーン・ディスプレイ(以下:OSD)メニューで選択する。OSDメニューによって接続したモニターの映像上に設定メニューを表示できる仕組みになっており、本体のジョグダイヤルで操作する。「映像入力信号/音声入力信号/出力フォーマット/アスペクト比/カラーモード/ズーム表示」等の設定変更が可能。

また、入力映像信号を最大35%まで拡大できるズーム機能で、表示したくない部分のトリミングもできる。

その他にも、バランス音声L/R入出力端子を有しており、入力した音声をSDIやHDMIに重畳して出力する「オーディオエンベデッド機能」、SDIやHDMIに重畳された音声を音声出力端子から同時出力する「ディエンベデッド機能」を備える。各機能はOSDメニューから設定可能。本体筐体は、金属素材を使用した放熱効率が優れた設計になっている。

同製品の主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

製品特長

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