【横浜市長選】「選ぼう!」若者啓発に石塚さんと倉持さん 高校生対象チラシ初配布も

8月22日投開票の横浜市長選を啓発するポスター=横浜市役所

 横浜市選挙管理委員会は19日、任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)の啓発キャラクターにお笑いコンビ「ホンジャマカ」の石塚英彦さん(59)と、元AKB48チームBキャプテンの倉持明日香さん(31)を起用すると発表した。キャッチフレーズは「選ぼう!」とした。

 市選管は2人が市内出身で幅広い世代から認知されていることから「特に若年層などに対して投票参加を明るく、楽しく呼び掛けたい」と説明している。

 市選管によると、前回の投票率は37.21%。そのうち10代と20代を合わせた投票率は21.60%だった。

 若年層などへの新たな啓発として、市内の高校生を対象に初めてチラシを配布する。市長選の特設サイトやツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用し、動画などで投票日をPRする考えだ。

 市選管は「新型コロナウイルス対策をしっかり行うので、安心して投票してほしい」と話している。

 市内の選挙人名簿登録者数は6月1日現在で312万9398人(男154万4662人、女158万4736人)。

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