アーセナルが米遠征を中止 複数のコロナ陽性者で強化プラン見直しへ

アーセナルのアルテタ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのアーセナルはチーム内に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、プレシーズンの米国遠征を中止したと、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

同紙によると、ここまでスコットランドでキャンプを実施していたアーセナルは地元のハイバーニアンに1―2、レンジャーズに2―2と2試合を戦い、21日に渡米して、フロリダカップ準決勝(24日)でイタリア1部インテルと対戦する予定だった。だが、チーム内で複数メンバーがコロナに感染したため、参加を辞退することを決断したという。

チーム内の感染者はいずれも無症状ではあるものの、新シーズンに臨むミケル・アルタテ監督のプランは「コロナ感染で混乱に陥っている」という。アーセナルはリーグ開幕に向けて8月1日にチェルシー、同8日にトットナムと対戦する予定だが、トレーニングにも支障が出るのは避けられず、チーム強化に大きなマイナスとなりそうだ。

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