東京五輪に伴うコロナの感染拡大で選手に初の棄権者が出た。
東京五輪組織委員会は21日、大会関連で新たに8人の関係者が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。チリオリンピック委員会は、陽性反応の出たテコンドー女子のフェルナンダ・アギーレが10日間以上の隔離を強いられるため五輪を棄権すると発表。コロナによる棄権が判明するのは初めてのケースとなった。
サッカー男子の南アフリカ代表ではこれまでに3人の陽性判定者が出て18人が濃厚接触者に認定されるなど、五輪関係者の感染者は開幕を前にすでに70人を超えている。今後選手たちにさらなる感染者が出ることは確実で、ネット上では「これからドミノ倒しレベルで棄権も増えるのはないか?」と危惧する声も上がっている。