手足口病「警報」継続 熊本市で急増中 県感染症情報

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 12~18日の熊本県感染症情報によると、手足口病の患者205人が県内医療機関(50定点)から報告された。4地域で警報レベルを継続し、特に熊本市の急増ぶりが目立つ。

 県健康危機管理課によると、報告は前週から37人増。増加は2週連続で、今年初めて200人を超えた。

 1定点当たり報告数は4・10人。11保健所別では熊本市(9・06人)、宇城(5人)、有明(4・20人)、御船(2人)が流行の目安となる警報レベル(5人、終息基準値は2人)を継続中。熊本市が前週(5・44人)から急増した。

 手足口病は1~5歳で目立つが、成人でも感染。手、足、口内の粘膜に水疱[すいほう]ができ、発熱を伴うこともある。せきなどのしぶきや水疱、便に含まれるウイルスによりうつる。夏場に流行する傾向にあるという。

 同課は「保育施設などではタオルの共用を避け、おむつ替えの後には手洗いするなど、予防を心掛けてほしい」と話す。

 50定点報告は、ほかに感染性胃腸炎154人(前週比16人増)、突発性発疹39人(1人減)。全数報告分は腸管出血性大腸菌感染症1人など。(川崎浩平)