重度アレルギー反応も想定 熊本県の大規模接種センター、8月開設前に訓練

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県大規模接種センターの開設を前に、受け付けから経過観察までの流れを確認した訓練=21日、益城町

 熊本県は21日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを8月2日に開設するのを前に、受け付けから経過観察まで一連の手順を確認する訓練を設置場所のグランメッセ熊本(益城町)で実施した。

 医師や看護師、誘導係ら約70人が参加。約2千平方メートルのホールで本人確認や検温、予診票のチェック、問診、接種後の経過観察などを模擬的に実施した。

ワクチン接種後のアナフィラキシー発生も想定した県大規模接種センターの開設前訓練

 アナフィラキシーと呼ばれる重度のアレルギー反応の発生も想定。意識を失った女性を担架で処置スペースに運び、アドレナリン注射による治療などの対応を確認した。

 視察した蒲島郁夫知事は「天井も高く広いので(密になりにくく)、県民にも安心して利用してもらえるのではないか」と評価。市町村による集団・個別接種も進む中、仕事帰りの人などに利用してもらい、接種を加速したい考えを示した。

 大規模センターでの接種は祝日を含む月~金曜の午後6~9時と土・日曜の正午~午後6時。予約はインターネットのみで、イオンモール熊本(嘉島町)やゆめタウン光の森(菊陽町)などに予約サポートセンターを開設中。(太路秀紀)