【東京五輪・女子サッカー】FIFAランク1位の米国が初戦で敗れる波乱 無敗記録44でストップ

米国は初戦でスウェーデンに完敗(ロイター)

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位の米国が、東京五輪女子サッカー1次リーグG組初戦で同5位のスウェーデンに0―3で敗れる波乱が起きた。

2016年リオデジャネイロ五輪は準々決勝でPK戦の末、スウェーデンに敗れてメダルになしに終わっており、因縁の相手だったが、〝女王〟らしさを見せることなく、3失点の完敗。2019年1月から続く44試合無敗の記録がストップしてしまった。

米紙「USAトゥデー」は「今回のスウェーデンの敗北は2016年(リオ五輪)とは異なり、ノックアウトゲームではなかったので、確実に8強入りすることが大事。しかし、次の試合へ向けてしっかり準備を整えないと東京から早期撤退もあり得る」と厳しく指摘した。

19年フランス女子W杯では優勝を果たして力を示したが、東京五輪で2大会ぶり5度目の金メダルを獲得できるのか。

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