現実の殺人現場を夢で疑似体験する女性 ジェームズ・ワン監督「マリグナント 狂暴な悪夢」11月公開決定

「死霊館」「ソウ」「インシディアス」などのホラー映画を手掛けてきたジェームズ・ワン監督最新作「マリグナント 狂暴な悪夢」が、11月12日より劇場公開されることが決まった。あわせて、US版の予告編が公開された。

「マリグナント 狂暴な悪夢」は、現実の殺人現場を夢で疑似体験する女性マディソンが隠された自身の過去の謎に迫るとともに、マディソンに殺人鬼の魔の手が伸びることを描くホラー映画。“密室”“暗闇”“幽霊屋敷”を使い、人間が持つ原始的かつ潜在的な恐怖心をあおる演出を見せてきたワン監督が、オリジナルストーリーで新たなホラー映画を放つ。「アナベル 死霊人形の誕生」などのアナベル・ウォーリスが、マディソンを演じている。

ワン監督は自身のSNSで、「この映画をどう表現したら良いか分からないけど、とても興奮している!僕が手掛けた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」と、できばえに自信をのぞかせている。

公開されたUS版予告では、謎の殺人鬼が次々に人を襲う現場に自分がいる悪夢に悩まされる、マディソンの姿から始まる。現実に起こった殺人の現場に、自分が本当にいたように感じているマディソン。そんなマディソンは、少女時代に他の人が見えない”悪魔”と会話をしていたことが明らかになる。最後は横になって目を覚ましているマディソンに、恐ろしい何者かが迫る姿で終わる。

【作品情報】
マリグナント 狂暴な悪夢
2021年11月12日(金)日本公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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