ハママシケ陣屋跡の大手門復元 浜益・川下地区で工事完了 郷土の歴史後世に

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建て替えられた荘内藩ハママシケ陣屋跡の大手門

 【石狩】市浜益区川下の国指定史跡「荘内藩ハママシケ陣屋跡」のシンボル、大手門の建て替え工事が完了し、21日に竣工(しゅんこう)式が行われた。かつての陣屋の面影を伝える唯一の建物。これまでの門は老朽化で倒壊する危険があり、旧荘内藩(現在の山形県)が開拓した同区の歴史などを伝える地元団体「荘内藩陣屋研究会」が建て替えた。

 新たな門は高さ約4.5メートル、幅約9メートルで、カラマツ材や合板を使用。腐食しにくいよう防腐剤を塗り、木の継ぎ目には雨水が浸入しないようコーキングを施した。6月末に完成した。

 式典には加藤龍幸市長や札幌山形県人会の会員ら25人が出席。加藤市長は「この積雪寒冷の地を、約800人が苦労して開墾した。多くの人に知ってもらうよう周知したい」とあいさつした。