「八月は夜のバッティングセンターで。」第4話のレジェンド選手は五十嵐亮太

テレビ東京ほかで7月28日放送の連続ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」(深夜1:20.レギュラー放送は水曜深夜1:10)の第4話に、レジェンド選手として五十嵐亮太が出演することが分かった。

本作は、夏休みに都内のバッティングセンターでアルバイトをすることになった女子高校生・夏葉舞(関水渚)と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているか分かる」と豪語する謎の元プロ野球選手・伊藤智弘(仲村トオル)が、毎回バッティングセンターを訪れる悩める女性たちを「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていくベースボール・ヒューマンドラマ。

第1話では、「ノールック投法」で日米通算815試合登板という野球史に残る経歴を誇る元メジャーリーガー・岡島秀樹が、第2話では日本球界で27年間にわたり活躍し、通算403本塁打、本塁打王2回、打点王1回に輝き、同時に史上3人目となるセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者としても知られる強打者・山崎武司が出演。第3話では、日本球界だけでなくメジャーリーグ、そして台湾プロ野球、さらにはBCリーグまでを経験し、プロ選手として飽くなき挑戦を続ける川﨑宗則選手が登場した。

そして、第4話に登場する五十嵐は、ヤクルトからメジャーに挑戦し、日本に戻ってからもその速球で勝利に貢献してきたピッチャーだ。「引退して半年ぐらい経ってからこの話をいただいたんですけど、本当につまらないドッキリかと思いました。『マネジャー、そんなセンス悪い人かな?』と思ったんですけど、本当のお話だったので、ちょっと戸惑いましたね。『いいんですか?』みたいな感じでした」と、今回のドラマオファーは予想外だった様子。

人生を野球に例えていく本作だが、五十嵐自身も「人生の半分以上がプロ野球選手だったので、僕の中で人生そのものなんですけど、野球を通じていろんな人との出会いだったり、考えさせられることがたくさんあり、そこで僕がいろいろ学んでその経験を私生活で生かしているような感じなので……“人生そのもの”というか、“僕を形成していく上で非常に大切なもの”になっています」と、野球から学ぶことが多い人生だと語る。

また、ドラマへの出演については「五十嵐亮太という非常にやりやすい役をいただいているんですけども、野球で僕が実際投げていて感じることであったりとか、配球面もいろいろそうなんですけど、それがドラマにすごくうまく再現されているんですね。ピッチャーの心理であったり、意外と私生活で影響されているということは多いので、そういったところを照らし合わせて見ていただけたら面白いのかなと思います」と見どころを明かしつつ、興味深く演じることができたことを報告。

第4話では、高橋菜々子(深川麻衣)がバッティングセンターを訪れる。何度もバッティングに挑むものの思い切り振ることができない菜々子は、彼氏に浮気をされても、職場で仕事を押し付けられても、相手のことを考えるあまり怒ることができなかった。いい子に見られたいだけと自らを卑下する菜々子に、伊藤は「その男はあなたの投げるボールを怖がらずに待ち構えている」と豪語する。果たしてその言葉の真意とは? そして五十嵐はその豪速球で、菜々子にどのような気付きを与えるのか?

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