駅近・駅ナカ・高架下に商業施設着々「ミュープラット」&「SAKUMACHI」にかける名鉄の不動産戦略

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駅を結ぶ高架下にできた商店街が話題となる中、21日名古屋市内で新たな施設がオープン。その「仕掛け人」を直撃しました。

名古屋の熱田区に、21日オープンした「ミュープラット神宮前」。 「入口を入ると開放的な空間になっていて、ゆったりとした時間の中で買い物が出来ます」(記者) 名鉄の神宮前駅に直結した、住居とショッピングの複合施設。手土産にさっと買って出かけられるフルーツ最中の店や、輸入食料品の店など4つのフロアに21の店が入っています。 「こんなきれいになるなんてという感じ。無印良品やパン屋さんとかが入ったのがうれしい。ベビーカーが使いづらかったので、待ってましたという感じです」(利用者)

駅近・駅ナカの「ミュープラット」ブランドは6駅目

名鉄が手がける「ミュープラット」は2014年にオープンした金山を皮切りに、常滑、江南、大曽根など6つの駅で展開しています 「沿線には非常に個性豊かで魅力的な街がたくさんある。一宮は七夕の祭りの空間デザインを、大曽根は焼き物をエントラスに。地域の資源性を取り入れた玄関口。複合的な開発を行う」(名古屋鉄道 高崎裕樹社長) 6月に就任した名鉄の高崎裕樹社長。地域に愛される名鉄でありたいとミュープラットに期待を寄せます。

高架下の商業施設「SAKUMACHI」はコロナ禍でも売り上げ増

一方、2019年開業した「SAKUMACHI商店街」。 「名鉄列車が走る真下、約500mにわたって、わくわくする店やフラッと立ち寄れる店が並んでいます。」(記者) 名鉄瀬戸線「尼ヶ坂」駅と「清水」駅の間、高架下に広がる商業施設です。 「突然 新しい人気の店がいっぱいできて、ちょこちょこ来ます」 「お店ができたほうが、駐車場利用者でなくても来る人が増えたかなという感じ」 「栄からも瀬戸からも電車で来られますもんね」(利用者) パフェの「カフェ・ド・リオン・パレット」や食パンが人気の「つばめパン&Milk」など人気の飲食店を誘致する戦略が功を奏し、コロナ禍にもかかわらず昨年度下期の売り上げは前年比で約2割増加しました。

不動産事業で本業との相乗効果を狙う

「高架下で月ぎめ駐車場だったので、人の行き交いほとんどない。駅の乗降人員もそんなに多くない。高架下におしゃれな店舗を並べて非常に受けた。地元の方に喜んでもらえた」(高崎社長) 今年3月期の連結決算が、287億6900万円の赤字となった名古屋鉄道。 コロナで主力の交通事業が大きな打撃を受ける中、駅を有効活用した不動産事業には将来性だけでなく、本業との相乗効果も見込んでいます。 「ミュープラットに限らず地域の特性に応じて、こんなことが創造できたんだという商業施設を名鉄沿線にひとつでも多く作って行きたい」(名古屋鉄道 高崎裕樹社長) (7月21日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)