SKE新曲のセンターは最年少12歳の林美澪 名古屋の新エースは読書大好きの図書委員

SKE48の新曲「あの頃の君を見つけた」でセンターを務める林美澪(2021 Zest,Inc./AEI)

アイドルグループ「SKE48」の28枚目シングル「あの頃の君をみつけた」(9月1日発売)で48グループ最年少の林美澪(12)がセンターポジションを務めることが22日、発表された。同曲のミュージックビデオは22日正午からSKE48の公式ユーチューブチャンネルで公開される。

林は2009年生まれの中学1年生。「幼稚園の時、週末に父と2人で図書館に通うようになって毎回10冊ほど本を借りていました。本に囲まれた空間はとても心地よく、一瞬で私の心を幸せにしてくれるので図書館と本屋さんは大好きです」というほどの読書好きで中学校でも図書委員を務めているという。

そんな林が注目を集めたのが4月11日に日本ガイシホールで行われたコンサートだった。3800人のファンの前で「虫のバラード」をソロで披露した。正規メンバーに昇格する前の研究生としては異例の抜てきだったが「12歳とは思えない堂々としたパフォーマンスに驚きました」(高須クリニック・高須幹弥名古屋院院長)と見事なステージでSKEファンの度肝を抜いた。「謙虚で努力家。芸能活動と学業を両立させるために勉強もレッスンも一生懸命頑張っています」(SKE関係者)という。

「私がSKEに加入した年にこの世に生まれたというから驚きです。堂々とセンターでグループを引っ張ってくれる姿の裏で、帰り道は疲れ果てて隣でぐっすり。そんなけなげな姿に癒やされる日々を送っています。誰かと比べることなく、美澪が伸び伸びと進化を続けられるよう、精いっぱいサポートしていきたいと思っています」(須田亜香里=29歳)、「まだ12歳の女の子がセンターに立つとなると緊張で震えるはずですが、しっかり堂々と歌っている姿を見て、感動しました! 美澪ちゃんらしく自由に伸び伸びできるよう、支えていきたいし、一緒にSKEを盛り上げていきたいです!」(熊崎晴香=23歳)と先輩たちも全力で林をバックアップしていく構え。名古屋の12歳・新エースに注目だ。

☆はやし・みれい=愛知県出身 2009年3月10日生まれ。身長155センチ。19年11月にSKE48第10期生オーディションに合格。20年2月15日に静岡エコパアリーナで行われたSKE48のコンサートで初パフォーマンスを披露。SKE48の新曲「あの頃の君を見つけた」でセンターを務める。好きな言葉「継続は力なり」。

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